1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
エリザのために
《8日間限定モーニングショー!》 2017/6/15(木)〜6/23(金)10:00 ※6/21(水)休映



監督・脚本:クリスティアン・ムンジウ
出演:アドリアン・ティティエニ、マリア・ドラグシ、リア・プグナル、マリナ・マノヴィッチ、ヴラド・イヴァノフ
2016年/ルーマニア・フランス・ベルギー/128分
第69回カンヌ国際映画祭 監督賞
http://www.finefilms.co.jp/eliza/
医師ロメオには、イギリス留学を控える娘エリザがいる。彼には愛人がおり、家庭は決してうまくいっているとは言えない。ある朝、ロメオは車で娘を学校へ送っていくが、校内に入る手前で降し、彼女は徒歩で登校することに。しかし白昼人通りもあるなかで、エリザは暴漢に襲われてしまう。大事には至らなかったが、娘の動揺は大きく、留学を決める翌日の卒業試験に影響を及ぼしそうだ。これまで優秀な成績を収めてきたエリザは、何もなければ合格点を取り、ケンブリッジ大学で奨学生になれるはずだった。ロメオは娘の留学をかなえるべく、警察署長、副市長、試験官とツテとコネを駆使し、ある条件と交換に試験に合格させてくれるよう奔走する。しかしそれは決して正しいとは言えない行動で、ついに検察官が彼の元へやってくる…。

クリスティアン・ムンジウは、監督と脚本を手掛けた「4ヶ月、3週と2日」でチャウシェスク独裁政権末期、妊娠したルームメイトの違法な中絶を助けようとする主人公の1日を描き、その衝撃的で緊張感に満ちた映像で、第60回カンヌ映画祭において、ルーマニアに初となる最高賞パルムドールをもたらした。世界中に名を知られることになり次の作品が期待されるなか、修道院で起きた実話をもとに信仰と愛のはざまで引き裂かれる悲劇を描いた「汚れなき祈り」で、第65回カンヌ映画祭にて女優賞&脚本賞をW受賞。そして、名実ともにヨーロッパを代表する監督となったムンジウは、本作『エリザのために』で、見事、監督賞を受賞する。徹底したリアリズムと緻密な脚本、秩序ある構成は、ムンジウの映画を他とは一線を画す存在へと引き上げている。

スポンサーサイト
- | - | -
COMMENT









TRACKBACK URL
http://yokogawa-cine.jugem.jp/trackback/1998
TRACKBACK