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息の跡 ※4/1(土)、秦岳志さん(編集・プロデューサー)舞台挨拶!
《第1週》 2017/4/1(土)〜4/7(金)10:40/16:30 ※4/1(土)4(火)は10:40のみ上映
《第2週》 2017/4/8(土)〜4/14(金)11:00/16:50
◎4/1(土)に編集・プロデューサーの秦岳志さんの舞台挨拶を行います!
◎本作は、UDCastによる音声ガイドをご利用いただけます。



監督・撮影・編集:小森はるか
編集:秦岳志 整音:川上拓也
特別協力:瀬尾夏美 プロデューサー:長倉徳生、秦岳志
製作:カサマフィルム+小森はるか 配給・宣伝:東風
2016年/日本/93分
http://ikinoato.com/
岩手県陸前高田市。荒涼とした大地に、ぽつんとたたずむ一軒の種苗店「佐藤たね屋」。津波で自宅兼店舗を流された佐藤貞一さんは、その跡地に自力でプレハブを建て、営業を再開した。なにやらあやしげな手描きの看板に、瓦礫でつくった苗木のカート、山の落ち葉や鶏糞をまぜた苗床の土。水は、手掘りした井戸からポンプで汲みあげる。
いっぽうで佐藤さんは、みずからの体験を独習した英語で綴り、自費出版していた。タイトルは「The Seed of Hope in the Heart」。その一節を朗々と読みあげる佐藤さんの声は、まるで壮大なファンタジー映画の語り部のように響く。さらに中国語やスペイン語での執筆にも挑戦する姿は、ロビンソン・クルーソーのようにも、ドン・キホーテのようにもみえる。彼は、なぜ不自由な外国語で書き続けるのか? そこには何が書かれているのだろうか?

監督は、映像作家の小森はるか。震災のあと、画家で作家の瀬尾夏美とともに東京をはなれ、陸前高田でくらしはじめた彼女は、刻一刻とかわる町の風景と、そこで出会った人びとの営みを記録してきた。失ったものと残されたもの。かつてあったものと、これから消えてゆくもの。記憶と記録のあわい。そのかすかな痕跡とぬくもりを彼女はうつしだしていく。あの大きな出来事のあとで、映画に何ができたのか。そのひとつの答えがここにある。

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