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横川シネマ!!みどころ掲示板(2011/1/29〜2/4)
更新頻度が不定期すぎますが…横川シネマです。

アルコール依存症の入院経験をもとに書かれた鴨志田穣さんによる同名の自伝的小説を、鴨志田さんと別れた妻・西原理恵子さんのドラマとしてベテラン・東陽一監督が映画化した、浅野忠信さん・永作博美さん主演の注目作『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』が、早くも3週目に入ります。ご覧いただけましたか?
意外とシニア層の方が少ないのですが、中高年のご夫婦や若いカップルといった普段あまりお見かけしない層のお客様にもご来場いただいていて、喜んでいます。普段はあまり映画を観に来てくれないタイプの知り合いも、結構来てくれます(笑)。嬉しい。

浅野さん永作さん演じる元夫婦のふたりの関係性や家族の絆といった部分での感動はもちろん、この映画で個人的に胸を衝かれたのは、アルコール病棟の男たちの群像。名脇役による男の情けなさのアンサンブルがサイコ−で(笑)。最近の横シネ上映作品に照らすだけでも、「nude」の光石研さん、「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」の螢雪次朗さん、「川の底からこんにちは」の志賀廣太郎さん、「悪夢探偵2」の北見敏之さん…などなど配役充実しすぎ。なんというか、これ久々の“男泣き”映画だったなぁ…極論、ダメな男とイイ女しか出てこないもん。
個人的に琴線に触れる要素が多すぎる作品なので、オイラは開始10分頃の何でもないセリフから泣き、なんでもない食事のシーンの度に泣き、笑ったと思ったら泣き、もちろん皆が泣くトコもまんまと泣き…最終的には今上映中にロビーに漏れてくる音で情景が蘇って、胸は締め付けられるし、お腹はゆるむし。理詰めで描かれている訳でもないのに、切実さに涙し、大らかさに救われるような。なんなんだろうなぁ、この感動。ちょっと不思議な後味です。必見ですよ〜。
あ、気になるのは、2/5からバルト11と109シネマズで公開される西原さん原作の「毎日かあさん」。こちらは小泉今日子さんと永瀬正敏さんが西原さんと鴨志田さんを演じているということで、比べて観てもらうのもいいかも。
あと。これは全国でも唯一、横川シネマでご覧になる方だけのお楽しみとして、市川実日子さんの仕事机にも注目です!分かる人には分かるはず(笑)。

1月は『酔いがさめたら…』でアルコール依存症、2月は『玄牝』で自然分娩、3月『アブラクサスの祭』の主人公はうつの坊さん。それぞれに描かれる“居場所”と“希望”。それが今という時代を照射してる、かな…そんな気もするので、よかったら毎月1回でも横シネに映画観に来てください。ご来場お待ちしております。

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さて。ちょっと気を緩めるとあっという間にもう2月。ゲストイベントが多数待機中です。予約受付中の企画もありますので、お早めにお願いします!

■2011/2/11(金祝)Rachael Dadd&Rozi Plain&ICHI ライブ『TRIANGLE JAPAN TOUR 2011』
日時:2011/2/11(金)18:00開場 19:00開演
料金:前売2000円 当日2500円
※メール予約(当日精算)ご希望の方は、件名を「2/11 イチライブ予約」として、お名前・枚数・ご連絡先を明記の上、当メールアドレスまでお申し込みください
◎スティールパン、木琴、鉄琴、トランペット、メロディカ、風船、タイプライター、声、自作楽器などを自在に演奏し、おもちゃ箱をひっくり返したようなステージングがヨーロッパでも愛されている“ひとり楽団”ICHIくんのリトルワールドポップミュージックが、久々に横シネで炸裂!しかも今回は、英国ブリストルを拠点に活動する2人の女性シンガー、レイチェル・ダッド、ロジー・プレインとのジャパンツアーです。

■2011/2/12(土)『映画一揆 井土紀州2011』トークショー
トークゲスト:井土紀州監督 東琢磨さん
日時:2011/2/12(土)17:30からの『泥の惑星』上映に続いてトークショーを行います
料金:一般1100円 学生・シニア1000円
◎『ラザロ』『行旅死亡人』で高い評価を得る井土紀州監督の新作中編3本を含む特集上映【映画一揆】の開催記念トークショーです。インディペンデント映画に対する井土監督のこだわりや製作の舞台裏を伺っていきます。追加ゲストも有るかも。

■2011/2/13(日)【表現の臨界点(クリティカルポイント)企画検
テーマ:無職と平和リターンズ
上映作品:「雲の上」2003年/富田克也監督/広島初公開
トークゲスト:富田克也監督 相澤虎之助
ライブゲスト:ヒデヨヴィッチ上杉 のっこん
日時:2011/2/13(日)17:00開演
料金:一般1800円 予約一般・学生1500円(回数券使用不可)
※メール予約(当日精算)ご希望の方は、件名を「2/13 無職と平和リターンズ予約」として、お名前・人数・ご連絡先を明記の上、当メールアドレスまでお申し込みください
◎「国道20号線」で高い評価を得、最新作「サウダ−ヂ」の公開が待たれる空族・富田克也監督の幻の傑作を一回限りの広島初上映&トークショーです。

■2011/2/20(日)『たまの映画』初日舞台挨拶
ゲスト:滝本晃司さん 今泉力哉監督
日時:2011/2/20(日)10:30
料金:通常料金(回数券使用可)
◎前日(2/19)に、中区十日市町の音楽喫茶ヲルガン座で、滝本晃司さんのワンマンライブも開催されます。お問い合わせ・ご予約はお早めに、ヲルガン座(082-295-1553)まで


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2/13(日)のイベント『無職と平和リターンズ』は、広島市立大学国際学部とヒロシマ平和映画祭が共催して4回に渡って開催される【表現の臨界点(クリティカル・ポイント)〜広島の現在と赤狩り、安保、沖縄】の第4部なのですが、第1部から第3部までは以下の内容で開催中です。一般の方も参加できるイベントで、現在のところ、ここでしか観られない映画もありますので、是非。

・2011/1/28(金)【表現の臨界点(クリティカルポイント)企画機
テーマ:東アジアの国際理解を深め、平和をともに考える映画上映会&討論会
上映作品:「marines Go Home 2008〜辺野古・梅香里・矢臼別」
トークゲスト:藤本幸久監督 崔真碩 范叔如
日時:2011/1/28(金)18:00〜20:30
料金:一般1000円 学生無料
会場:広島市留学生会館2階ホール(広島市南区西荒神町1-1/082-568-5931)

・2011/2/1(火)【表現の臨界点(クリティカルポイント)企画供
テーマ:東アジアで女性として生きること、働くことを考える映画上映会
上映作品:「外泊」2009年/韓国映画
トークゲスト:キム・ミレ監督
日時:2011/2/1(火)19:00〜21:30
料金:一般1000円 学生無料
会場:ひろしま女性学研究所(広島市中区白島北町16-25/082-211-0266)

・2011/2/5(土)【表現の臨界点(クリティカルポイント)企画掘
テーマ:抵抗としての文化の想像力を問う映画上映会&シンポジウム
上映作品:「審問の極意〜ブレヒト対非米活動委員会」「ANPO」
トークゲスト:東琢磨 井上間従文 上村崇 小田智敏
日時:2011/2/5(土)13:00〜19:00
料金:入場無料
会場:広島市立大学講堂小ホール(広島市安佐南区大塚東3-4-1)


イベントタイトルはメチャメチャ堅いですが(笑)、少なくとも『無職と平和』については、長いモノに巻かれて窒息しそうになっている社会状況から、前向きに抜けていくための発想の転換としてのインディーズ(≒無職、無所属)、って提案を個人的にはイメージしてます。要は“他人(権力や暴力)の指図は受けねーで、楽しくやるための水脈づくり”ってコトなのかな、違うか。
ここからは余談です。

古い話題になってしまいますが、昨年12/19(日)に音楽喫茶ヲルガン座にて開催されたトラッシュカルチャーマガジン「TRASH-UP!!」イベントの写真を(勝手に)紹介します。オイラはイベント最後の屑山屑男編集長とのトークで参加させていただきました。拙い聞き役で申し訳なかったけど、正直、かなり楽しかったです。
トラッシュ_1
司会を務めたポッティ&マルのおふたり。

トラッシュ_2
右が「TRASH-UP!!」屑山屑男編集長。左のポッティさんは素晴らしい映画マニア。

トラッシュ_3
ヲルガン座のボス、ゴトウイズミさん。次号の「TRASH-UP!!」にも寄稿予定。

トラッシュ_4
アインさんは「TRASH-UP!! vol.7」にめでたくマンガ掲載。

トラッシュ_5
ハローくんによる「TRASH-UP!! vol.7〜広島地下音楽の世界」の記事は渾身の出来映え。

トラッシュ_6
「広島地下音楽の世界」掲載のきっかけを作った、JAILBIRD Yのライブ

トラッシュ_7
屑山編集長とオレ

「広島地下音楽の世界」という特集記事で横川シネマをご紹介いただいている「TRASH-UP!! vol.7」は、劇場店頭でも好評発売中です!なお、横シネの記事は「怪奇!!場末映画館の地縛霊」という見出しで、僧侶・二階堂和美さんによる除霊メッセージ付きです(笑)。はやく成仏したい。

サブカル…って定義にはあまり詳しくないのですが、去年は、ヲルガン座とクアトロで吉田豪さんトークイベント、にかさん主催で円盤の「レコード寄席」、この「TRASH-UP!!」イベントと、サブカルイベントが主催も会場もバラバラに自主企画で実現してて、広島ではかなり画期的だったんじゃないかな−、と思ってます。そして、この流れは次回に向けた動きも、あるとかないとか。お楽しみにというか、オレが楽しみです。

前回こっそり書き足してた個人的な2010年ワースト映画3本、またしても某老舗映画雑誌のベストテンにすべてランクイン(笑)!実はこの6年くらいほぼ毎年、オレのワースト作品が、そこではベストワンとかベストツーなんだよね…ホント、最大公約数的なものと相性悪いというか。やっぱり映画館の編成とか向いてないんだろうなー。
(横川シネマ/溝口)
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