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2010年10月の横川シネマ日記
・10/5(火)
アステールプラザ大ホールにて清水芸能さんの「桂都丸改め四代目桂塩鯛襲名披露公演」を観た。出演は、二番弟子で広島出身の桂鯛蔵、桂吉弥、笑福亭鶴瓶、桂南光、中入りと口上を挿んで、師匠の桂ざこば、主役の四代目桂塩鯛の順。盛り沢山。この前上映した石井裕也監督作品の常連で、実は桂塩鯛さんの一番弟子でもある桂都んぼさんも、四代目桂米紫を襲名して口上のみだけどご出演。
終わって、一緒に行ったニカさんミエコさんとOTIS!で晩飯。「おくりびと」「ゆれる」から「キャタピラー」「悪人」「十三人の刺客」の話になり、ワースト映画論。二人と別れてから、出来上がったスケジュール紙を持って、koba、888、ヲルガン座。

・10/4(月)
『十三人の刺客』を観た。“死”に酔って“死”ではしゃいだ挙げ句、“死”が無効化されて終了…みたいな。最後はもう全員が晩年の萬屋錦之介みたいな熱演で、映画のテンションが上がれば上がるほど、オレのそれは下がるしかなく…。暗殺ではなく、敵方を殲滅する事が目的化した時点で描写がズレてると思うんだけどなぁ。役所広司のおとしまえの付け方と辻褄が合わなくなってない?あと伊原剛志の死の妙な肯定感とか。矢を射尽くす前に「こっからは刀で斬りまくれ〜!」って弓を捨ててシンクロナイズドスイミングみたいに皆が眼下の敵中に飛び込んでく「なんで?」な展開から完全にスポーツ化しちゃって。だったら競技中に無駄話すんなって思うんだけど、やたら雄弁でいちいち長いし。二枚目なつくりで笑えるでもなく。この映画の“侍にとっての死”を、“勇気”とか“友情”に置き換えたら「ルーキーズ」になるのかな…見てないけど「ルーキーズ」だろ、これ。

・10/2(土)
始発の新幹線にて東京へ。この日、東京では石井隆監督「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」と瀬々敬久監督「ヘブンズストーリー」が揃って初日。新宿で朝イチの「ヌードの夜」に駆け込む(「ヘブンズストーリー」は4時間を越える大作なので時間作れず)。石井隆監督作品だから必見…というだけでなく、竹中直人といえば「ヌードの夜」「カルロス」だけ…と言っても過言ではない位、個人的に前作は思い入れが強い。といっても見ている間は前作の事はほとんど頭を過らなかったなぁ…どっちかというと「GONIN」の事を考えてた。なんか、もっと村木をどん底まで虐げてくれたら、より共鳴できるのに…なんて贅沢を思ったり。
映画を見終えて駒場(?)に移動する前に、同じ新宿だし、と今晩マキタ学級がライブをやる新宿JAMの場所を(行くか行かないか別にして)確認しようと探すが…予想以上に遠かった。慌てて、新宿駅に戻って電車に。乗り換えはそんな複雑でもないハズ…だったけど、なんか失敗して遠回りしたみたい。まぁ、駅に着けば何度か行ってる会場だし…と余裕でいたが、改札を抜けると知らない景色。チラシを見直すと、行ったことない会場だった!泣きそうな気持ちで走って、ギリギリセーフ。
河村竜也も出るって事で、青年団「砂と兵隊」を観劇。終盤の父娘のやりとりにややグッとくる。河村くんは出番少なめ…でも、異質なポジションをもらってたなぁ。終わった後、待ってたら会えたのかもしれないけど、まぁいいかと移動。営業時間でもないヒバリにお邪魔して蚊に喰われておにぎり貰って移動。が、次の目的地・池袋にはギリギリ遅刻。
奥秀太郎監督の作・演出・映像第4弾となる舞台「フリークス」観劇。前回の「キミドリ」からわずか一ヶ月で新しい舞台…という無茶なスケジュールでのそれは、ある種、無謀な挑戦であるようにも思えたし(実際大変だったみたいだし)、時間があればもっとブラッシュアップできたのかな…とも思えるけど、終盤の“暗さ”はむしろ新鮮というか。今回も隣だった茅野さん(from岡山)が言ってたけど「日本の裸族」からギャグを省いたような…久々に体感するテンションの高い“暗さ”。
奥さんや鈴木くんに会いたかったけど、楽屋挨拶を見送り、タクシーで新宿JAMのマキタ学級ライブへ。が。受付の人に「もうアンコールであと2曲くらいっすね」と言われた…この時点が21:15頃。次の予定は24:30で、時間が空き過ぎる…かといって池袋に戻るのも変だしなぁ。と、ウロウロモジモジしている内に、マキタさんのライブが終わってたので、受付の人もおらんし…こっそり会場に侵入。メンバーの皆さんに図々しく挨拶。そのまま打ち上げについていった。「東京ポッド許可局」の米粒写経・サンキュータツオさん、みち局長にお目にかかれ嬉しかった。なんか図々しくビールを飲んでいる内に…気がついたら次に予定していた24:30が迫っているのだが、あえなくビールおかわり。おずおずとサンキュータツオさんに質問をしてみたり、セクシーJさんに単独ライブのチラシを渡されたり、なんか菩薩な女芸人さんの男のグチを聞いたりして楽しい時間が過ぎた。結局、26:00過ぎまで居させてもらって、新宿バルト9に移動。
そもそもこのバルト9で「サイタマノラッパー」と「ライブテープ」の2本立て上映イベントが今回の終着点だったのだが、完全に遅刻…しかも、タチの悪い確信犯。で、着いてみると「サイタマノラッパー」のライブと上映が終わった後の休憩中。ロビーに松江監督や前野さん、直井さんがいらしたので、顔が赤いのも忘れてうっかり挨拶。松江さんはこのイベントの前にJAMのマキタ学級ライブに行ってたらしく「カッコよかった!」と。席に着いてまずはトークショー。直井さんの進行で、松江監督、入江悠監督、両作品の録音を手掛けた山本タカアキさんが登壇。が、実はオレ、ここの後半で撃沈。振り返っても最悪…かなり聞き逃す。で、続いて「ライブテープ」上映、前野さんライブ、と続くのだが(ある意味贅沢なことだが)前野健太の歌を浴びながら朦朧と過ごす。吉祥寺なのか、新宿なのかと、頭の中が千鳥足。気がついたら前野さんが舞台で寝そべってた。
最後、前野さんがアンプラグドで場内を弾き語ってイベント終了。ロビーで直井さんが色んな方を紹介してくださった。その人たちがとにかく“若い”。で“熱い”。最近、横シネやりながら、広島ではない幾つかの遠い町で、映画に情熱を傾ける新しい世代がシーンを更新していく…のを遠巻きに見てる感覚があったのだけど、その熱量を間近に目撃してしまった感。朦朧とはしてたけど、それは実感した。嫉妬とは違うけど…広島では誰にも感じた事がないタイプの刺激に、気持ちが急く。昔「ミニシアターの支配人が務まるのは40歳まで」と東京のある劇場支配人の仰った言葉がまた過る(まぁ、その方もまだ支配人やってるけど/笑)。最近、よく過る。

皆さんと別れて新宿駅へ。品川で乗り継いで無事始発に乗ることが出来た。

・10/1(金)
ヲルガン座へ。イズミさんに渡すものを渡したら、劇場に戻って始発まで作業の続きを…と思っていたのだけど、カウンターでのっこんが飲んでて、そのまま雑談。閉店時間を過ぎて、皆帰るって事になり、家の方向が一緒なので喋りながら帰ってたら、時間を持て余してるらしきのっこんは、結局、ウチの前、劇場の前、ってついてきて、あれこれ喋る。始発まで作業で時間を潰すどころか、始発までに作業が終わらない感じになってきて、ようやく解散。でも、おもしろかったなぁ…もうちょっとゆっくり時間がある時にまた話したい。
2010年9月の横川シネマ日記
・9/27(月)
書籍版『東京ポッド許可局』購入。
あと、もう一年以上も放置されていた自室の冷蔵庫問題がついに解決。

・9/26(日)
『ジョニー・マッド・ドッグ』を観に来てくれたお客さん、「…すごい」と一言だけ漏らして帰られる方が多いのが印象的。もっとたくさんの方に観てほしいです。

が、自分はゆる〜く『特攻野郎Aチーム』鑑賞。

・9/25(土)
今日から上映は、『ホームレス・ワールドカップ』と『ジョニー・マッド・ドッグ』。“貧困”問題を通して世界を観、日本を見つめ返すためのプログラム…と強引に言ってみる。『ホームレス・ワールドカップ』上映に合わせてビッグイシューの関係者の方が劇場に立ち会ってくださったのだけどお客さん少なくて申し訳なかった。収益の一部がホームレスサッカーチーム日本代表(野武士ジャパン)のサポートに充てられます。

11/20開催でキセルと長谷川健一さん出演の映画館ライブ「Future Butterfly vol.3 -tribute to Elliott Smith-」のポスターとフライヤーを、オーツキさんが持ってきた。やっぱりチケットはまだできてなかったので、ローソンチケットで買ってください(苦笑)

・9/24(金)
朝、劇場に入ったら、暗い場内で…雨音?見上げたら、天井から水が滴り落ちとる!?
一瞬、状況が飲み込めなかったけど、どうやら水漏れ。ありえん。漏っていたのは主に客席部分で、映写機材や上映素材は無事だったから結局、通常のタイムテーブルで営業はしたものの、ホント紙一重だった。ちょっとした床掃除になった、なんて冗談を言う気もおきず。朝からグッタリ…まいった。

・9/23(木)
にかさんから届いた10月号の原稿は、くるりが主催してて今年はにかさんも出演した「音博」の“ひとこま”。10月のスケジュール紙をお楽しみに。が、やっと始めたトークイベントの文字起こし…意外と手こずりそう。やばい。

・9/21(火)
10/16より上映する『ミツバチの羽音と地球の回転』の鎌仲ひとみ監督に、上映に合わせて広島に来ていただけるよう調整してもらっていたのだけど、最終的に先行上映イベントという形で10/10(日)に駆け付けてくださることになった。翌日は、同じく10/16公開の青原さとし監督の新作『三百七十五年目の春風』先行上映&シンポジウムがあるので、ゲストイベント2daysになっちゃった。でも、どちらも面白いと思うので、是非。

・9/20(月)
ガスも止まったままだしということで、何ヶ月かぶりの金星湯へ。最高。
『手を挙げろ!』試写。すごい。

・9/19(日)
横川、最近火事が多い気がするなぁ。『モダンライフ』を見にきてくれたあっこさんと情報交換とか雑談してたら、妙に焦げ臭いし、外が煙っとる。出てみたら、現場は国道の向こうだったけど(つまりこの前の火事の方が現場は近かった)、風が強かったので今回の方が身近に感じた火事だった。気をつけましょう。

「悪人」を観た。エモーショナルな状況と豪華キャストの熱演をゼ〜タクに重ねた結果…なんでこんな無味無臭になるんだろ、と不思議に思う。豪華キャストの見せ場に配慮が利いているようでいて熱演を熱演で殺すような変な構成と思わせぶりの空転、そんな印象。

・9/18(土)
10/2にまた上京するのだけど(ところが、同日同時間にマキタ学級のワンマンもあると判明し、かなりショック)、問題は始発までをどう凌ぐか…また奥さんの事務所というのも申し訳ないし。とか思ってたら、夜中、バルト9で「ライブテープ」「SRサイタマノラッパー」の上映イベントというのがあるそうで、松江監督とか前野さんもゲスト予定らしいし、これだ〜!と…思ったら、100人以上の人がチケットを購入したら企画成立という「ドリパス」なるシステムだそう(まだ30枚くらいしか売れてなかった)。しかも、クレジットカードなんか持ってないオレにはチケット買う資格すらないようで…(苦笑)。
http://www.dreampass.jp/

今日は、朝8:30集合の映写機設営から夜12時過ぎの撤収まで…立ち会ってるだけなんだけど、なんだか拘束時間だけはやたら長い一日。挙げ句、部屋に帰ったら電気とガスが止まっとるがな。劇場に戻って『ガールスパークス』『ばけもの模様』試写、おもろい。

・9/17(金)
夢番地さんのサイトを観たら、10/21の磯部正文&ヒダカトオル映画館ライブが完売してた。ありがとうございます!

10/16から上映する青原さとし監督最新作『三百七十五年目の春風』の前売鑑賞券など作成しつつ、古川日出男さんの「MUSIC」読了。読み始めるまで、フルカワヒデオプラスのCD「MUSIC 無謀の季節」の事を忘れていたので、なにか思いがけない再会をした感じ。

・9/15(水)
10/16から10/17にかけて、ヲルガン座では24時間ぶっ通しで「24時間ヲルガン座劇場」ってイベントをやるらしい。で、そのチケットの作成作業を。イベント詳細→こんなタイムテーブル

9/18(土)からの石井裕也監督特集で上映する「剥き出しにっぽん」について、上映が一回しかできないという事がこんな直前になって判明。色々と行き違いもある中で決めた上映だったけど、さすがに予想していなかった事態で正直困惑。けど、迷っている時間もない。番組を一部組み直し。

営業後、ヲルガン座でやってたアデバナ送別会に合流。送別会という実感があまりないままにビール飲んでた感じだったけど。

・9/14(火)
松江哲明監督の著書「セルフ・ドキュメンタリー」。これまで書店を何軒か回ったのに見つけられずにいたんだけど、そごうに紀伊国屋書店があるのをマジで忘れていた!で、行ったらあっさり発見。同じく見つけられずにいた古川日出男さんの「MUSIC」と一緒に購入。
紀伊国屋で「セルフ・ドキュメンタリー」を手にした時、後ろからパラパラっとチラ見したら…あとがきに横シネのことを書いてくれてるのを見つけて読んでしまった。ジーンとして、最近弱っているからか不覚にも涙ぐんでしまい、しかし時間もないので目を潤ませたままレジに…気持ち悪かったろうなぁ、レジの人。
で、そのまま帰って一気に読了、あとがきを再読したところで、ものすごい記述ミスを発見して爆笑…のまま、さっきのジーンが蘇り涙が止まらなくなった。横シネについては、つまり松江さんの知る地方のミニシアターでもっともショボい劇場だからこそ印象に残ってるのだろうし、エールもいただけるのだろうと思う。実際は、こちらこそ返せていない借りがいっぱいある訳で。けど、嬉しかったなぁ。松江監督に感謝。

・9/13(月)
今年で3回目となるライブイベント「Future Butterfly vol.3 -tribute to Elliott Smith-」開催が、本日情報解禁。出演は一昨年の第1回にも出演してくださってるキセルと、長谷川健一さん。楽しみ。

『ロストパラダイス・イン・トーキョー』を観た。中盤から何度もグッと来る。

・9/12(日)
函館のミニシアター、シネマアイリス代表の菅原さんが立ち寄ってくださった。

篠崎誠監督『怪談新耳袋 怪奇』を観た。

・9/11(土)
今日からしばらく初回が朝9時台。別に普段から起きて劇場にいる時間なのに、なんか寝坊するんじゃないかとビビっている自分がいます。

営業終わりで、篠崎誠監督『東京島』を観に行った。

・9/10(金)
『ただいま それぞれの居場所』の大宮浩一監督が立ち寄ってくださった。同行されていたのが『ただいま』や『アヒルの子』のカメラを手掛けておられる山内大堂さんだったのが、『アヒルの子』を観たばかりのオイラには思いがけなくタイムリーで驚いた。

“イエジー・スコリモフスキ60年代傑作選”で上映する『バリエラ』試写。

・9/9(木)
昨日、中国電力が上関原発建設予定の海域に作業台船を出して工事を強行しようとしている、というメールをもらった。去年もブイの設置作業をしないと明言していた早朝の時間帯に別の場所から運び出したブイを設置するという騙し討ちだったけど、常識的にはありえない深夜を狙って工事を行なうという…そういう強盗まがいの既成事実化でしか進められない建設計画、を推進するというのがそもそもモラルを逸脱した異常な行為だとしか思えないんだけどな。で、これを官報そろって黙認ってのも異常。
工事自体は現地で抗議行動をしている方々や祝島の方たちの体を張った抗議で中止となったそうだけど、こうして祝島の人たちの平和に生きる権利がリアルタイムに踏みにじられている事が、腹立たしくてならない。

・9/8(水)
『アヒルの子』を観た。賛否両論、必至…というか、自分の中で観ながら引き裂かれる感覚がある。

・9/7(火)
“イエジースコリモフスキ60年代傑作選”『身分証明書』『不戦勝』試写。

・9/6(月)
開催の可能性を探っていたライブイベントが見送りになってしまった…残念。けど、諦めが悪いというか、別な企画の可能性を引き続き探ることになったのだけど、これもしかして先方を困らせてるのかな、と不安になる。

『モダン・ライフ』上映チェック。

・9/5(日)
鎌仲ひとみ監督『ミツバチの羽音と地球の回転』の広島県下では初公開となる上映会が、昼の部・広島市留学生会館、夜の部・音楽喫茶ヲルガン座で開催された。上映会自体には関わってないんだけど、秋に横シネで上映させていただく作品でもあり、気になってた。営業終わりでヲルガン座にて打ち上げ中の鎌仲監督や夜の部のトークゲストだった青原さとし監督やスタッフの皆さんの所に顔を出した。
で、結局、閉店後まで残って、イズミさんたちヲルガン座スタッフの皆さんと一緒に『ミツバチ』鑑賞。

・9/3(金)
注文していたマキタ学級の新譜「電動式マキタ」が届いた!

・9/1(水)
午前中、大学講師の先生だという女性がいらして「広島の映画館史」みたいな事の参考にと質問を受けた。答えというよりは雑談、そして結局は愚痴とぼやきに…まぁ、ウチは広島じゃなくて横川なんで、と。
2010年8月の横川シネマ日記
・8/31(火)
アステールプラザにて、ヨーロッパ企画第29回公演『サーフィンUSB』観劇。
セットがカッコよかった。映画のようでもあり、最近のテレビのようでもある、舞台を縁取る黒味とか。実際に舞台を拝見するようになったのは、キャンペーンイベントの会場に使っていただくようになってからだから、まだ3回目なんだけど、その中では一番毒気があって面白かったなぁ。
終演後、観に来てたにかさんと楽屋にお邪魔してメンバーの方たちにご挨拶できた。ヨーロッパ企画さんって、主催している【ショートショートムービーフェスティバル】とか、今度は京都シネマさんと上映イベントやったり、映画・映像の活動も旺盛にされてるので、また何かご一緒できたら…みたいな事もお話できて嬉しかったなぁ。
にかさんとメシ喰う機会なんてまずないし、オーティス!のカレーにありつけたのも久しぶりだし、ありがたく貴重な時間を過ごし…にかさん見送ってから、飲み足りないのでkobaと888に番組表を置かせてもらった後、ヲルガン座に寄って、またビールビール。

・8/29(日)
『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』公開2日目。広島在住・現役最高齢90才のバンドネオン奏者、佐川峯さんのライブと映画をセットにした企画上映。
一応、11:30開場12:00開演と言ってはいるけど、お客さんの年齢層の高さと外の暑さから考えて、開場時間を前倒しせざるを得なくなるだろうなぁ…なんて思ってたら、そもそも朝10時頃にって仰ってたスタッフの皆さんからして、9時半くらいには登場(笑)。佐川さんもすでにビシッと衣装を着てタクシーで10時過ぎには劇場に来てくださった。リハであれこれPAを調整されていたのだけど、結局「生音で充分!」という事になった。で、実際、後ろで聞いても充分に響いてくるバンドネオンの迫力にちょっとびっくりした。
リハ終わりで早々に開場。当日券の方にはロビーで待ってもらって予約の方を先にお通ししてたら、当日券の方の割合が予想より多くてちょっと焦る。結果、こちらで想定していた以上のお客様で、場内満席。受付を離れられず、開場整理もままならない中、佐川さん、スッと舞台にあがって演奏を始められた様子(演奏が聞こえて来た/笑)。空調もまったく効果なく、熱気が充満した会場で、佐川さんの演奏とお話と拍手がロビーまで響いて来たけど、オレ、ホントに余裕なし。
汗だくで演奏を終えられた佐川さん、劇場にたくさんエールを送ってくださって、映画は後日観に来ますと帰っていかれました。カッコよかった。

・8/28(土)
始発で横川に戻って、初日2作品。午前中からは音楽ドキュメンタリー『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』、夕方からは団鬼六×小向美奈子『花と蛇3』という、映画館としてこの上半身と下半身のギャップは、我ながら…(笑)。まぁ、どっちも大人の映画、ですね。
明日の佐川さんライブの問い合わせ電話がひっきりなしにかかってくる。

9月のスケジュール紙ができあがり、映画を観にきたあっこさんに折り直しと配付を手伝ってもらった。

・8/27(金)
始発にて東京。
東京の要人お二人ばかり、会えないかなぁと連絡していたものの、うまく擦り合わせができないまま出発してしまった為、午後の試写までの予定をまったく決めてない。足を伸ばそうか迷っている場所はあるものの…と、その乗り継ぎ駅でもある新宿で一旦電車を降りたら、ちょうど『キャタピラー』上映が始まるところだったので飛び込む。
チンコで始まりチンコで終わる、すごく面白くなりそうな話。で、いつ面白くなるのかと思って見てたら…終わった(苦笑)。これ、皆、誉めてんの?
試写までの時間の空き方が中途半端になっちゃったので、やっぱりつつじヶ丘のヒバリを目指す事に…したが、あっさり到着。近い?ちょっと拍子抜け。で、セイコちゃんに次に行く試写会場までの乗継ぎ時間を調べてもらったら、時間的にも余裕がある気がしてきて、顔見てからかって即シッポ巻いて帰るつもりが、メシ喰えた。おかず、おまけしてもらった。
が、復路は乗り継ぎにもたつき、試写会場には開演の5分前くらいの到着に…案の定、満席で入れず。スゴスゴ帰ろうとしたら、会場のロビーにBoBAさんこと田中要次さんを発見。観たかったのは我が2009年ベスト映画「私は猫ストーカー」の鈴木卓爾監督作品『ゲゲゲの女房』だったんだけど、BoBAさんが話しているのは鈴木監督じゃんか!「ちょっと、ご挨拶だけ」って図々しくロビーに入り、BoBAさんに挨拶し、監督を紹介してもらった!そしたら、スローラーナーの越川さん(この映画の企画の人)がやって来て、試写に入れなかった皆でルノアールに行くという展開に、オレも同行。そこには廣木隆一監督の大好きな映画『ガールフレンド』主演の山田キヌヲさんまでいらして…逆にラッキーだったんじゃないか、みたいな事に。で、なぜかさっきヒバリで渡されたチラシ、9/4・5に広島の三田風月堂を東京に招いてヒバリでイベントをするそう…そのチラシを配ったら、越川さんがすごく反応してくれてびっくりした。
ルノアールを出て、渋谷へバス移動。シアターコクーンにて、奥秀太郎監督の作・演出・映像による舞台第3弾『キミドリ』を観劇。未消化な部分、未整理な部分もあるけれど、とても刺激的な舞台で、後半から何度もグッとくる。というか、今日の出来事すべてが妙にリンクしてくる…もどかしく物足りなかった『キャタピラー』に欠けてたモノをここで見れた気がしたり(現在とかヒロシマとか、その角度や距離感)、ヒバリがあった団地の風景、越川さんがルノアールで喋っていた映画を撮るという事。このシンクロぶりはなんなんだろうと驚きながら、舞台には大いに感動した。
終演後、隣の席だった茅野さんと楽屋に伺い、オイラは残ってそのまま打ち上げについていき、図々しくビールビールビール。解散後も奥さんの事務所で、翌日に向けて疲労困ぱいの中で作業している社長やスタッフさんを尻目に、ぼ〜っと始発を待つ。
ホント、思惑と違う展開ばかりの一日だったけど、面白かった。

・8/26(木)
『ヒロシマ・ピョンヤン』『アカシア』最終日。
営業後、始発まで、映写室にて作業もろもろ。

・8/25(水)
で、結局、ギリギリ朝11時の出稿…なにやってんだか。

夜。8/28公開『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』など試写。

・8/24(火)
スケジュール紙のレイアウト作業はロビーのパソコンでやっているんだけど、データ出稿する印刷会社のサイトがここのパソコンでは見られない=発注・出稿できないという問題があり(苦笑)、なんとか26時の閉店までにヲルガン座に完成した出稿データを持って行き、パソコン使わせてもらって出稿しようと思ったのが、どうも間に合いそうにない…イズミさんに泣きを入れ、ノートパソコンを借りて劇場に戻り、レイアウト作業続行。
が、また安心してうたた寝する。

・8/23(月)
8/28公開『花と蛇3』を試写。監督の成田裕介さんって、TV「あぶない刑事」でデビューした監督の中では一番カッコいいと思ってたんだよなぁ。

・8/22(日)
にかさんから“ひとこま”原稿届いた。
が、こっちはまだ他の部分のレイアウトができてない…。

・8/21(土)
飲み過ぎて体が重いです。すみませんでした。

・8/20(金)
各方面から不義理を糾される。言葉もない。

夜は夜で、酒場で地雷を踏まれ、カッとなる…幼稚だなぁ。が、まだ譲れないモノが自分にあって、世間全部を敵に回して負け戦できる気概が若干でも残ってるのは自分でも意外で、嬉しくもあり救いも感じた。周りの方には相当迷惑だったでしょうが。

・8/19(木)
福岡で観た舞台「裏切りの街」の劇伴アルバム、銀杏BOYZと壊れたバイブレーターズの「SEX CITY」と、シカラムータのアルバム「裸の星」を買った。

・8/18(水)
『ミツバチの羽音と地球の回転』の鎌仲ひとみ監督が差し入れのお弁当(デザートつき!)を片手に寄ってくれた。
『祝の島』とはまた異なったアングルから、特に上関原発問題に焦点を当てて祝島の暮らしと状況を描き、観客に問いかけるドキュメンタリーの力作。いよいよ9/5(日)に広島県下でのお披露目というべき上映会が行なわれます(@広島市留学生会館)。横シネは、上映会には直接関わってないけど、完成度としても内容的にも広島の人たちは必見だと思うし、「ヒバクシャ」「六ヶ所村ラプソディ」と作品を発表してきた鎌仲監督の、広島に対する思いも少しは知ってるので、広島の皆さんに観てもらう為に何ができるか…なんて話を監督と少しした。バカはバカなりに、微力に照れずにやれることはやろうと思う。
上関原発建設の動きについては、またまた中国電力が良識を疑うような動きを準備中と聞いたのだけど、この作品を観て、少し頭を冷やして欲しいなぁと思う。

・8/17(火)
ヲルガン座のイズミさんが寄ってくれて、居合わせた清水興業の増田くんと、皆で金が無い話。とにかく金が無いという話。
で、イズミさんと、ちょっと情報交換とか、見に来てくれてた先日の「エレミ」トークショーの話を。にかさんがいかに「エレミ」に自分を重ねてたか、妄想と愛情を込めてからかう。イズミさんは、本編以上にメイキング映像に食い付いていたらしく、それも、らしくて面白かった。

・8/16(月)
10月下旬からライブイベントの話が立て込みそうな感じ。
まずは具体的に2つの企画が日にち決定。豪華な顔合わせです。

・8/15(日)
モーニングショー『ヒロシマ・ピョンヤン』公開2日目。上映後に登壇くださったのは、在日本朝鮮人被爆者連絡協議会の李実根さん。8/6に来広した時の菅直人首相ら来賓とのやりとりなど、最近のニュースを交えての貴重なお話だった。久しぶりにひょんぎにも会った。

『アカシア』上映を挟んで、夕方からは『電信柱エレミの恋』上映イベント。
この「エレミ」は、随分と前からいろんな方経由で上映を薦めていただいてた。最初に作品のことを教えてくれたのは原作者と知り合いの二階堂和美さんで、昨秋「エレミ」が東京の写真美術館で公開されてた頃に「広島で上映ないのかな」と聞かれた覚えがある。次に上映を薦めてくれたのは中田監督と知り合いのごはん屋ヒバリのセイコちゃんで、疎遠になってた彼女の声を何ヶ月か振りで聞いた年末の電話が、この「エレミ」の用件だった。年が明けて、配給会社さんから具体的に「エレミ」上映の打診をいただいたら、ちょうど「祝の島」同時公開に向け色々と相談させていただいてたポレポレ東中野の大槻支配人が横シネを推薦してくれたと聞いた。で、去年は『USB』で来館くださってて横シネ周りにファンの多い渡辺一志さんが声の出演をされている事も上映に向けた大きなフックになった。そういうひとつひとつはバラバラな縁とタイミングが重なりあった上に乗っけていただいて、今回の上映やゲストイベントが実現した。
それぞれには何度もお世話になってるけど顔合わせとしては思いがけなかった、にかさんと渡辺さんという並びが、中田監督と「エレミ」を介して実現してるのが、なんだかいいなと思う(にかさん、渡辺さん=タカハシの声を絶賛!)。それぞれのイベントのファンが混ざってる客席の感じも。
しかし、この「エレミ」、女子のウル率がとてつもなく高く、上映後、目を赤く腫らした女性が多い。自分で観て上映したいと思った作品だから好評なのは嬉しいけど、皆が皆(あ、イズミさん以外…)泣いちゃうってすごくない?とにかくエレミに感情移入しちゃうらしい。
上映後のトークイベントは、中田監督とにかさんがステージにあがってメイキング映像を見ながら監督が解説する前半と、渡辺さんを呼び込んで3人の対談になる後半という二部構成。最後は、中田監督直筆のエレミにゲスト全員のサインを入れた色紙が用意されてのジャンケン大会で締めくくる、盛り沢山な内容となった。
エレミトーク0815
エレミ0815_2

イベント後の打ち上げは、「アカシア」「エレミ」それぞれ最終回の上映が残ってたので断念…と思ったら、営業終わった時点でまだ続いてるらしい。で、せっかくなのでとヲルガン座へ…行ったんだけど、二階席の奥、中田監督、渡辺さん、にかさん、東京から駆け付けたセイコちゃんという4人のその席は、なんだかクリエイター会談って感じで、一瞬合流を躊躇。階下の別の人たちの席に避難して、ビールを一杯呷ってから合流…結局、図々しく居座っちゃったんだけど。楽しかった。いろんな人のお陰で、ありがたい上映になったと思う。
ご参加ご協力くださった皆様、ありがとうございました。上映は20日まで続きます。

・8/14(土)
6月からロングラン上映した『祝の島』も横シネでの上映は昨日で終了となり(今後も自主上映を中心に広がってくと思います)、今日から上映作品が一新。ドキュメンタリー映画『ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者』、辻仁成監督・アントニオ猪木主演『アカシア』、ストップモーションアニメ『電信柱エレミの恋』という、振れ幅の大きい3作品。あえて共通項を挙げると…せつなさ、かな?夏も終盤だし。

今日はモーニングショー『ヒロシマ・ピョンヤン』の上映にて、伊藤孝司監督が舞台挨拶。お話される際に、スクリーンに写真を投影したいという事で、少し早めに劇場入りして準備くださった。明日も立ち会ってくださるとの事でありがたい。

・8/13(金)
不調だった自転車も直ったので、朝、実家に顔を出して、墓参り。

ハローくんから、ある雑誌に掲載予定のインタビュー記事の校正2回目が送られてきた。彼のアングルで捉えられた横シネ…事実関係の確認とかニュアンスの修正とかさせてもらいながらも、むしろ極端なウソとか交えたいなぁ(交えてないけど)と思いながら返信。

・8/12(木)
ちょっと先だけど、久々に映画館ライブの話をいただいた。実現するだろうか。

・8/11(水)
オフィス北野の小橋マネージャーが立ち寄ってくださった。昔、寺島進さんの担当をされてた頃に(つまり10年も前!)イベントの事をお電話で相談させていただいていた。で、初対面。今はたけしさんを担当されてるって聞いた事があったもんで、内心かなり緊張した。けど、覚えていただけてるという事がとても嬉しかった。

・8/10(火)
配給会社さんから連絡があって、8/15(日)『電信柱エレミの恋』上映イベントに、タカハシ役で声の出演をしている映画監督の渡辺一志さんが来館くださる事になった。去年の主演映画『USB』以来の来館となります。嬉しい!

スケジュール紙の配付も兼ねて、久々にスリチャン。

・8/9(月)
今回、色々と相談に乗っていただいた「佐川峯を応援する会」の岩田さんたちに会場を下見していただいた上で、8/29(日)に佐川峯さんの生演奏&映画「アルゼンチンタンゴ」上映のセット企画が正式決定!贅沢なこと。

・8/8(日)
花くまゆうさく監督「メカアフロくん」、白石晃士監督「バチアタリ暴力人間」を観た。

・8/7(土)
ようやく8月のスケジュール紙が刷り上がって到着(佐川急便、1日遅れてないか?)。で、配付開始。

「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」を読んだ。本読んでる場合じゃないんだけど、おもしろくて一気に読了。

・8/6(金)
毎年地道に積み重ねておられるイベントもあるし、子どもの原体験になる意義のある企画もなくはないんだろうけど…。広島の行政がらみの平和アピールって、もはや“大喜利”だよな…あの人ら、うまいコト言いたいだけだろ。政治と観光の自己顕示かしましい8月6日を遠目に、曾祖母の墓参り。
こんな日に『祝の島』や『トロッコ』を見に来てくださるお客様には、特段の感謝を覚えてしまう…。

・8/5(木)
8/28(土)公開の映画『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』は、タンゴ版「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」ともいうべき、アルゼンチンタンゴの最高峰とも言える演奏家たちが一堂に会したレコーディングやコンサートを追った音楽ドキュメンタリー。
その広島公開に際して、広島在住の現役最高齢90才バンドネオン奏者・佐川峯さんに、なにか協力してもらえないか…と配給会社さんから相談されてて。どうも東京公開の時に、打診しててご本人も乗り気だったものの、日程が合わずに実現しなかった経緯があったみたい。長いキャリアを持つ佐川さんは実際、映画に出てくる演奏家たちとの交流もあって、貴重なエピソードをたくさん持っておられる。佐川さんのライブの評判は、イズミさんや、にかさんや、自分の母親からも聞いていたし、そりゃ、横シネで演奏してもらえたら、すごいけどさ。けどさ…と、ビビりながら、オファーのメールを出してみた。
なんとすぐに返信をいただき、前向きに考えていただけそうな手応え。驚き!

・8/4(水)
昨日の「ただいま」レイトショーの動員は、恥ずかしながらお二人様…というよりカップル一組さま、だけだった。が、そのお客さんが、ちょっと学校の方に声をかけて皆に見せたいと思う、みたいな事を帰り際に声かけてくださって、ありがたいなぁと思いつつ、でももう明後日で上映終了だしなぁ、とか思っていた。が、早速、ホントに、大人数で観に来てくださって、本当に驚いた。

上映中に、スペースゼロでの「8.6をぶっとばせ」に絡んで、シャリバリ地下大学の行友さんや東さんや、イベント出演する松本哉さんたち「素人の乱」ご一行も劇場に寄ってくださって、嬉しかったんだけど、その看護学校に呼び掛けてくれた男性と、行友さんたちがまた知り合いだったみたいで、それも妙で面白かった。

あ。専門学校の団体鑑賞で思い出した事。去年、ドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と」を上映した時にも専門学校の生徒が大人数で見に来てくれた事があった。喜んでたんだけど、なぜか上映途中にほとんどの生徒が帰っちゃって、最後に引率の職員(?)が苦笑いしながら出て行った…というショックな事があったっけ。で後日、その専門学校の前を通ったら「ペットビジネスコース」って書いてあってズッコケた。ブラックジョークにもならんわ〜って。

・8/3(火)
8月スケジュール紙の原稿が揃ったのに、レイアウト投げ出したままだった…。

・8/2(月)
東京のごはん屋ヒバリのスタッフをしてたという女の子が立ち寄ってくれた。LOUTOとしまなみ海道に行こうと思うんだけど行き方が分からない、と言われ…うまく説明できんかった。

ade姐が借りていた自転車を取りに来て、くにさんが降りてきて、ロビーで近況など雑談。

・8/1(日)
自転車、帰ってきた。協力してくれた人、ありがとう。
2010年7月の横川シネマ日記
・7/31(土)
先日、なんか、東京から撮影で広島に来る人たちが自転車を4台必要としているので集めろ、というミッションが来た。ロケハンかなんかで近場を回るのに要るのかなぁ、とか思ってたら、撮影で画面に写るのだと。今日自転車を取りに来てくださったスタッフの方に聞くと、海外向けのCMだと。
…からかわれてんのかな(笑)。饅頭もらったから、いいけど。

・7/30(金)
「熱海の捜査官」を観た。テレビドラマ見るのって、何時以来だろうか。確かに、あちこち、出とる(笑)。

・7/29(木)
横シネの8月スケジュール紙の作成作業。自分なりに7月のより工夫も加えているものの。ガイドとして有効なスッキリしたものか、ごちゃごちゃしてるけど迫力のあるものか、どっちか極端なモノに走りたい…とないものねだりしつつ、今回も中途半端なレイアウトに。つくづく才能ないなぁ。

・7/28(水)
今日は、なんだか特別な人たちからの連絡が続いた。

で、8/15(日)の「電信柱エレミの恋」トークショーに、にかさんの参加も決定!内諾はもらってたけど正式に。お盆なのにごめんなさい!

・7/27(火)
河瀬直美監督の新作『玄牝』を上映させていただくことになった。まだ見れてないけど、気になる題材だし、即決。

・7/25(日)
『ただいま それぞれの居場所』公開2日目。12:00からの一日一回上映なのだが、今日は上映に合わせて大宮浩一監督が舞台挨拶の為、来館。予定より早めに到着された大宮監督とお話をしていたら、以前は「バックドロップ・クルディスタン」のプロデューサーとして横シネに来てくださった大澤一生さんが入ってきて驚く。大澤さん、『ただいま』には録音スタッフとして参加しているのでした。
『ただいま』の客層は年齢的には幅が広い。作中に登場する介護の現場で奮闘する若い人たちと同年代なのであろう人たちが連れ立って見に来てくださっていてありがたい。

・7/23(金)
今日の上映は朝イチの『祝の島』のみ(上映最終日を8/13に決めました!)。

夜の映画館ライブ【祝島のそらとうみをおもう音楽会】は、二年ぶりのタテタカコさんと、去年の湯浅湾以来のゴトウイズミさんが出演。思えば、どういう訳か横シネに送っていただいたタテさんの新譜を聴きながら、「祝島/ゴトウイズミ/タテタカコ」という枠組みで映画館ライブを…という妄想をメールにしてタテさんに送った事が、最終的に今回の“音楽会”という形になった。のではあるが、枠組みと日取り以外、内容はイズミさんに丸投げ、準備も演奏もイズミさんがやりきってくれたおかげで成立したイベントだった。タテさんも、イズミさんのリハを見て急遽、自分の演奏中も背景に祝島の風景を投影しましょうと臨機応変に構成を考えてくれた。ライブを通して見れた訳ではないけど、歌と背景に映る祝島の風景がシンクロする出来すぎな瞬間が何度かあって、終わってみてやっと今日のライブが【祝島のそらとうみをおもう音楽会】だった事を実感した。「わしにとっては、はじまり」とはタテさんのMCの中での言葉だけど、ホント、ライブの終わりがなにかの始まり…みたいな清々しさがあった(具体的に何かが見えている訳ではないけど)。
翌日が誕生日だったタテさんのお祝いをライブの中でできた事もよかった。こういうのも、オイラには演出できない事だもんで、イズミさんに頼りっぱなし(注文したケーキ取りに行くのを閉店ギリギリまで忘れてて、めちゃ動揺してたのはオレ)。撤収後は、ヲルガン座での打ち上げにも合流させてもらって、楽しかった。

・7/22(木)
朝、実家に顔出し。GWに祝島に行った時おみやげにいただいたひじきを持っていき、明日のライブでのロビーフードを依頼。こういう相談ができる人脈がない自分の情けなさ…小さじ少々。

夜、大した用事はないはずと思いつつ、ヲルガン座に行ってイズミさんにライブ前日の確認事項を。さっさと劇場に戻ればいいのに、カウンターにのっこんを見つけて、うっかりビール発注…結局閉店時間まで。
自宅の前を通り過ぎ、劇場に戻って「ただいま」映写チェック。

・7/21(水)
「私の優しくない先輩」を観た。評判通りの面白さ、期待以上の野心作…けどまぁ、こういうキラキラした映画、オレ客としては場違いだしな、と一定の距離で観ていたのだった、が、高田延彦とのシーンでスイッチオン。よく泣いた(笑)。
なるほどなぁ、これは観とくべき。

・7/20(火)
ミエコ会の人たちに混ぜてもらって、三篠のてっぱんで晩飯。喋り過ぎた。自虐をネタにお喋りして消化する、のは確かに楽になるけども、人として弱くなる気もするから打止めにしよう。でもありがとう…奢ってくれて。違う意味でオレも借りぐらし。

・7/19(月)
ミザリーのGUYさん編集によるファンジン「TO FUTURE」最新号が届いた。今回は、GUYさん自らが祝島や田ノ浦で取材したインタビューや座談会が掲載されている“祝島特集号”。おばちゃんのパワーが印象深い祝島だけど、この冊子は祝島やカヤック隊の男たちの連帯感をベースに、これからを見据えた話題が中心になっていて力強い。祝島や上関原発問題がより多面的に見えてくる内容、かなり面白いです。横シネでも配付中。
内容詳細→http://nonukesrelay.jugem.jp/?eid=112

「借りぐらしのアリエッティ」を観た。

・7/18(日)
大久保さん舞台挨拶2日目。昨日よりお客さんも多くてやや安堵。今日も、次回上映の時間ギリギリまで、質議も交えてお話くださった。挨拶後も、あっこさんも交えて、ロビーでしばし雑談やぼやき。

夜。「逆襲!スケ番★ハンターズ 地獄の決闘」「爆発!スケ番★ハンターズ 総括殴り込み作戦」を観た。亜紗美姐さんに蹴られたい。

・7/17(土)
『祝の島』の撮影を手掛けたのは、福岡のKBC映像に所属しておられる女性カメラマン・大久保千津奈さん。(東京からに比べれば)近距離でもあるし、広島で舞台挨拶が出来たらいいのに…という話は少し前から出ていたんだけど、今回、“ロングラン上映決定記念”とかこつけて、大久保さんの舞台挨拶をできる事になった。
オイラは初対面だけど、撮影中から大久保さんとは面識のあるあっこさんが今日は手伝いに来てくれてたので、舞台挨拶の進行も急遽押し付けた。が、彼女は彼女でいきなり客席に質議を押し付けてて笑った。結果的には、それでも質議の時間が足りずに、大久保さんのお話は時間ギリギリまで。オイラは、対象との距離の取り方をテレビ取材の経験と対比させて語られたお話が興味深かったなぁ。
空気のような存在になって自然な姿を撮る事はあり得ないし、映画として真実を伝えられる訳でもない…纐纈監督も仰っていたけど、対象との関係性を互いに“在る”と認めあった上で撮影すると、自然とカメラの前で何かが起こるようになったという話、それを映画に仕上げていく事は、作家の責任感が“無私”に近づいていく事なのかな…とイメージしてみるんだけど、取材を踏まえて再現映像で緻密に埋め合わせながらVJたちが撮影した映像を際立たせ、ビルマで起こっている事を臨場感豊かに伝える事に徹した『ビルマVJ』の映画としての完成度の高さにも繋がる話な気がした。

『祝の島』を上映していてありがたいのは、遠方から観にきてくださるお客様の割合が多い事(裏を返せば…苦笑、ではあるのだけど)。山口からとか、関西からとか帰り際に声をかけていただく事も多くて嬉しい。『祝の島』と『ビルマVJ』を続けて観てくださったカップル、今度8/4にスペースゼロでシャリバリの行友“大将”文太さんや「素人の乱」松本哉さんとイベントをするジェロニモレーベルの人だった。松本さんのブログで最近、お名前を見かけていたので、おぉ〜っとなる。なんと、広島出身なんだそう。
http://www.gernm.com/
で、営業終わりで、大久保さんとあっこさんさんに合流しようとヲルガン座に行ったら、そのジェロニモレーベルさん達と4人で飲んでて笑った(ジェロニモレーベル・ソロ=ヒデヨヴィッチ上杉で、ヲルガン座で今年ライブやってたのだった)。沖縄のパンクスの話とか、長野のなんとかフェスとか高円寺のディナーショウとか韓国のバムサム海賊団の話を聞かせてもらった。その行動範囲も含めて、オモロすぎる!

彼らが夜行バスで京都に帰った後も、大久保さん達と飲む。大久保さん、よく笑う気持ちのイイ方だった。

・7/16(金)
「広島フィルム・コミッションが正式にジャパンフィルムコミッションの認定からはずれた」という“事件”を、あるメーリングリストで知る。もちろん、広島市による例の『BAD BOYS』ロケ協力拒否の顛末なんだけど、“平和”を拗らせた最悪の結末。インディーズの人間としては、助成に頼った表現ってモチーフと合わせた時にシラける事もあるし、撮りたいものは個別交渉でもゲリラでも撮ればいいと思っているけど、今回の話は市による積極的な“妨害”だったからなぁ…広島市ではニュースすらなってないみたいだけど。
ただ、ヒロシマの機能停止の予兆として深刻な問題だと思う反面、この前、范さんと話した時も思ったけど、抑圧の反動が強い表現を生む事を期待している自分もいるんだよなぁ…呑気すぎますかね。

・7/15(木)
ホントに久々に、DM作業など。原稿作成、宛名書き、封入…しかし、たったの160通なのに、能率が悪いのか一日で終わらんとは。何年か前までは、これの倍くらいの量を毎月こなしてなかったっけ…情けないなぁ。

・7/14(水)
先日の“堂脈vol.5”の時に横シネを訪ねてくださった甲斐田祐輔監督の「ロト」を試写。主演が「77BOADRUM」監督の川口潤さんで、イースタンユース・吉野寿さん共演。田口トモロヲさんも出てた。横シネでも上映できたらと、監督とお話させていただいています。ちょっとした妄想も広げてます。

・7/13(火)
スペースゼロでの個展を終えた范さんが、劇場に寄ってくれて、ロビーで雑談。というか、范さん今日はいつも以上に弁が熱い。官僚的平和文化都市・AKBヒロシマに対する苛立ちは、よくわかります。

・7/12(月)
鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」をようやく試写。鎌仲さん渾身のリポート。「祝の島」とは、まったく違うアングルやアプローチで“祝島”の魅力をとらえておられて面白い。個人的には、氏本農園さんの存在がメッセージ的に効いていて、グッと来た。広島市内での上映、まずは9/5に広島市留学生会館での上映が決まっています。ともに観て欲しい。

・7/11(日)
衝撃の傑作ドキュメンタリー『ビルマVJ』公開2日目。
「ビルマ情報ネットワーク」の箱田徹さんと、三次のお坊さんで「ビルマの僧侶に連帯する仏教徒の会」の小武正教さんを迎えてのトークショー。箱田さんには、ご自身の活動を紹介していただきつつ、ビルマの歴史や日本との関係を紐解いていただき、この映画が描く2007年の民主化デモの背景など、解説していただいた。小武さんには、ご自身がタイ国境のビルマ人難民キャンプを訪ねられた時のお話から、関わっておられる難民支援活動についてお話いただいた。
もっとたくさんの方に聞いていただきたかったなぁ。社会も社会科も苦手な自分の頭のトロさが歯がゆい場面はあったけど、常識的な事でも少し角度を変えると違う様子が見えてくる、そんな面白いお話が伺えたと思います。
トークショー後も、ロビーで箱田さんと雑談。

・7/10(土)
そして今週末も雨に祟られている。
レイト枠では、快作『ユリ子のアロマ』初日にして、『桃色のジャンヌダルク』最終日=ヲルガン座企画“真夜中のミッドナイトショー”。今回上映前に用意されたのは、人気現役ストリッパー牧瀬茜さん、人気現役パフォーマー大槻オサムさん、人気現役べーシスト梶山シュウさんの即興パフォーマンス。悪天候で深夜帯にもかかわらず、熱い牧瀬ファンが県内外から集まってくださいました。当初、宿の門限を気にしてた牧瀬さんが、結局映画も最後まで観ていってくれたのは嬉しかったなぁ。

・7/8(木)
スケジュール紙が出来た。なんと、今号から二階堂和美画伯の連載「ひとコマにか」がスタート。これをモチベーションに、改良しつつ毎月ちゃんと作ろう。体裁も新しくしたし。
で、営業後も街なかに配りに行ったつもりが。一軒目のヲルガン座で、ビールにありつけてしまい、ありがとうございます。なので、あまり外には配れてないけど、手にとっていただけると嬉しいです。

・7/7(水)
ミエコ会の女子たちが飲みの待ち合わせ&飲み会後で寄ってくれた。晩飯差し入れてもらったから、ありがとうございます。久々な顔もあったけど、皆さん元気そうでした。

・7/6(火)
今さらだけど「フローズンリバー」を観た。

・7/5(月)
今度、ある全国誌で“広島のアンダーグラウンドカルチャー”を特集する予定があるそうで、横シネも取り上げてもらえるという話に。元々興味があって読んでた雑誌なので、とても嬉しい。取材班は現地で組まれていて、昨今ヲルガン座関係で何かとお世話になっている、ハローくんとアイさんが中心になってインタビューしてくれた。
アイさんは、ホラー映画を中心に横シネの上映作品を喜んでくれてる貴重な貴重な女性客で、去年『オカルト』の時のヲルガン座企画“真夜中のミッドナイトショー”に血まみれで劇場ロビーに乱入し、そのままの格好で映画を見てってくれた猛者…なんだけど、ホラー映画が見れるようになったのは、横シネがきっかけだったと言われ、ちょっと意外。でも光栄。なんといっても「オール井口昇ナイト」や「篠崎誠の恐怖の映画史」といったオイラも思い出&思い入れ深いオールナイトイベントに来てくれてた女性なんて、数人しかいないハズ。
とりとめなく話し過ぎて、どんな記事になるのか分からないけど、ありがたかったです。

で、皆が帰った後、ぼんやり考えたんだけど…。それこそ『片腕マシンガール』以来、劇場にお招きできなくなっちゃってる人だけど“井口昇”を軸にした「横川シネマの10年史」って多分描けるんだよね。

・7/4(日)
『祝の島』を見てくれたおばあさんが、ロビーのベンチによいしょと腰掛けて「ふるさとに帰ってきたようじゃったよ」と小さく仰ったのが、心に残った。

・7/3(土)
早朝から、雨天に怯えながらチャリで宇品を目指す。佐川急便で荷物を無事確保。

なんだか、週末ごとに天候に泣かされている気がするけど…。
一週間限定上映のドキュメンタリー『桃色のジャンヌ・ダルク』初日ということで、主人公の増山麗奈さんが14:10の回で舞台挨拶のために来広。上映前から熱心なファンの方も来てくださってて、花束を用意していただき、お客様が盛り上げてくださった熱気を受けて、舞台挨拶は上映前だったのだけど、増山さんは上映後に劇場に戻ってきてくれることになった。
営業中を抜けてヲルガン座のイズミさんも舞台挨拶を見に来てくれた一方、増山さんもヲルガン座に興味あったらしく、お二人はそのまま挨拶後、一緒にヲルガン座へ。なんか、「かわいい」在住だけど「たくましさ」出身…みたいな似た匂いを感じさせる二人の貴重な2ショット、でした。上映後のロビーでも、映画に触発されたお客さんたちとの熱心なやりとりが展開していて、面白かったなぁ。
先日の『祝の島』トークに出演してくれた范さんも見に来て面白がってくれてて、増山さんたちが帰られた後しばし雑談。

あと、夕方の『祝の島』を見に来てくれた若者のグループ、お話を聞くと、京都から車で来てくれたのだそうで。明日、田ノ浦か祝島まで行くのだと仰ってた。なんだか、この映画を上映させてもらっている事のありがたみを思う。

・7/2(金)
今日は、広島のクアトロでキセル、オーティス!でリクオさん、その向いの厚生年金会館(旧名)で川中美幸。東京ではマキタスポーツ「オトネタ」発売記念ツアー最終日。まるで余裕なし。どれも行けませんでした。

・7/1(木)
7月になったのに、7月の横シネスケジュール紙の原稿作成作業、終わらず。しかし、今号から“連載(予定)もの”とかあるのです。前号よりイイ感じに仕上げたいです。
2010年6月の横川シネマ日記
・6/30(水)
『祝の島』を見にいらしたお客さんが、8月にイベントをやりますとチラシをくれた。見たら、オーティス!恒例の「爆心地ライブ」。今年は、田中優さんのトークもあるそうです。

昨日、ヲルガン座であったマヘルシャラルハシュバズのライブ(にかさん&みどりさんも出演…見たかった)に貸していたマイクを回収に寄ったら、そのままヲルガン座のスケジュール紙を手折りするハメに…。

・6/29(火)
上映中の『祝の島』に登場する中国電力と祝島漁民の対峙は、埋立予定海域へのブイ設置強行を巡って起きた昨秋の映像。で、現地では有志の方々が、それ以降も作業強行を許すまいと監視を続けておられる。で、どうもまたその現地・田ノ浦に、中電の作業台船や経済産業省の船が姿を見せているらしい。選挙とW杯のどさくさって感じか。まだまだ、島の人々の暮らしは圧迫され続けている。
と、気になっていたら、初回の『祝の島』を見にいらしたおじさんが、中電本社前に人が集まって抗議してたね、と教えてくれた。夕刊見たら、今日、株主総会だったそう。作業台船はなんかを誇示するデモンストレーションだったんかな。マッチョ志向かつ姑息。腹立つ。

ミザリーのガイさんに宿題提出、その2。

7/10(土)から公開するドキュメンタリー映画『ビルマVJ 消された革命』が描くのは、2007年9月にビルマで起きた反政府デモ。その民衆の高まりから、おびただしい死傷者を出した軍事政権の武力による鎮圧の様子が描かれている。この作品がスゴいのは、軍事政権によるメディア統制を逃れ、拷問や投獄のリスクを負いながら、小型ハンディカムで記録するビデオジャーナリスト(VJ)たちが命がけで捉えた隠し撮り映像で構成されていること。これまでニュースとして世界中に配信されていた、それらの映像をVJたちの命がけの体験そのものという切り口で、一編の物語に再構成していて、その特異な臨場感は衝撃的。実は、今(本質とは違う所で?)話題になっているイルカ漁を描いた「ザ・コーヴ」が最優秀賞を受賞した米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門に同じくノミネートされていた作品でもあります。“隠し撮り”の意味合いの違いなど、対比させて両作を見るのも面白いかも。
で、この作品が描いた2007年以降も軍事政権が続くビルマの最近の情勢もご紹介いただきながら、この映画『ビルマVJ』を掘り下げてみようというトークイベントが決定。“ビルマ情報ネットワーク”の箱田徹さんをお招きして、公開2日目の7/11(日)14:30から映画をご覧くださったお客様の質議も交えてのトークショー。映画体験を深めていただける面白い時間になると思います。楽しみ。

・6/28(月)
ミザリーのガイさんに宿題提出、その1。

横シネ開館直後に上映させてもらった大好きな映画『出発』のイエジー・スコリモフスキ監督の「60年代傑作選」という企画上映をさせていただくことになった。作家の特集上映ということでは「塚本晋也大図鑑」も予定してるものの…。どっちも新作の方には縁ないのに(苦笑)

・6/27(日)
田口ランディさんが、横シネに立ち寄ってくださった。驚いたというより、唐突に、著名な方と、初対面、ということで…なんかふわふわした、かなりぼんやりな応対になってしまったように思い、あとで反省。

・6/26(土)
昼の営業中に、昔よく映画を見に来てくれてて今は広島を離れている女の子が顔を出してくれた。高1の頃から通ってくれていた彼女が、25才だと聞いて愕然とする。

夜は、レイト『おやすみアンモナイト』の初日。主人公のモデルである高円寺「素人の乱」の松本哉さん(横シネには2年前の8/6にやった「大反乱集団とは何か?」以来の来館!)と、ご都合で欠席となった増田俊樹監督に代わって来広の女優・大塚麻恵さんのトークショー…だったのだが、期待通り「素人の乱」の皆さんは、車で大挙押し掛けて下さり、トークショーには山下陽光さんとじゃましまんさんも登壇。山下さんの〇円ショップの理屈がおもしろすぎた。あと、実質進行をやってくれた隣の大塚さんが眩しかった。

「素人の乱」からは現地合流の人も含めて8人で遊びに来てくださったのだけど、その中の一人の女の子も、昔広島に住んでいた頃に横シネで見た映画で人生観が変わった…みたいな事を言ってくれた。ちなみにその映画は「式日」だそう。上映してよかった。昼の女の子もだけど、映画館としてありがたい事だなぁと思う。
この日、イベントの順序が、ドキュメント「素人の乱」上映→トーク→「おやすみアンモナイト」上映、という流れだったので、トーク終わりでゲストの皆さんは居酒屋に移動。イベント終わって合流した時には、既にお店が閉店時間だった。で、2軒目に移動しましょうか…となった時、松本さんから「横シネで飲みますか?」の提案。結局、コンビニで買った酒と、最近差し入れでもらっていた酒をロビーに集めて、マヌケ飲み。ある意味、リアル「素人の乱」?かなり遅い時間まで。楽しかった。

・6/25(金)
『祝の島』公開7日目にして、シャリバリ地下大学夜間部横シネ校舎のトーク最終日。

『祝の島』18:30上映開始後、平和映画祭からの物販スタッフさんに留守番をお願いして、クアトロへ。ミドリのライブ…といっても、上映終了に間に合うように帰らないといけなくて…できれば最後まで、もうちょっと音に近い所で見たかった。誘ってくれた佐藤さんの勇姿が見れたのもよかった。

で、劇場に戻ってトークショー。スピーカーが塩出香織さんと増田千代子さん、MC上村さん。だが、恐妻家MCを右端に、塩出さん、増田さん、急遽MC参加の服部さん、ブイブイ音頭のいさじさん…というツワモノ女性陣がズラリ並んだ様は、ある意味でトーク以前に「祝の島」という映画の基調を可視化してしまっているようにも、見えたのだった。ロビー番のため、トークは拝聴できず。
という訳で、『祝の島』公開記念の7日間連続トークも打ち上げ。これまでの登壇者、お客さんも交えて、近場の居酒屋にて。

・6/24(木)
『祝の島』公開6日目。シャリバリ地下大学夜間部横シネ校舎のトークは「アートへとつなぐ」。スピーカーは広島市在住の中国人アーティスト范叔如さん、MCは上村さんと火曜日のスピーカーでもあった単独旅行舎の大槻オサムさん。范さんの作品歴をスライドショーで上映しつつ、お話いただいた。イベントを切り上げた後も、トークの内容を受けてロビーで会話が展開している様が面白い。
で、なぜかこの回に見に来てくれていたade姐さんと、ヲルガン座に顔を出した。

・6/23(水)
『祝の島』公開5日目にして、纐纈あや監督の舞台挨拶デー後半戦。ロビーで監督とちょっと雑談…そういえば、そういう機会って殆ど無かったなぁ。いきなり“映画”と“映画じゃない”作品の差異はどこにあると思うか…みたいな事を聞かれて困る。とりあえず「おくりびと」は映画じゃない…という話を取っ掛かりに考えてみたけど、まぁ雑談なので。編集の苦労話から『祝の島』の音響設計を手掛ける大ベテランの菊池信之さんの話を聞かせてもらえたのは嬉しかったなぁ。『祝の島』の“音”の充実は多くの人が指摘する所だけど、昨秋上映した個人的09年ベストの一本『私は猫ストーカー』や、先日お目にかかった甲斐田祐輔監督の『砂の影』も、音響を手掛けているのは菊池信之さんなんだよなぁ。いい話を聞かせていただいた。

最終回上映前に舞台挨拶を済まされた纐纈監督と入れ代わりで、シャリバリ地下大学夜間部横シネ校舎のトーク。テーマは「ジェンダーへとつなぐ」。スピーカーが女性研の高雄きくえさん、MCは上村さんと女性研から「共生を哲学する」という本を出版されたばかりの市大の柿木伸之先生。さわりしか聞けなかったけど、高雄さんの見立てから掘り進められる広島と祝島の思考、枝葉を端折っても予定時間では収まらない濃密な問いかけを含んでました。

・6/22(火)
昨日のトークショーでMCをしてくれた青原さとし監督が、現在仕上げ中の作品を観て欲しいとDVDを貸してくださったので、早朝試写。面白いというか、面白く仕上げているというか、青原監督のストーリー志向と生活文化への関心が絶妙のバランス感覚で映画として練り上げられている感じ。いずれ上映させていただく機会もあるかなぁ。

『祝の島』は公開4日目。急遽、東京から纐纈あや監督が駆け付けてくれて、舞台挨拶を行なうことに。たくさんのお客さんで監督を迎えられたらよかったんだけど…という思いもありつつ、偶然、監督のラジオ出演が決まったりして、劇場と作家が共同作業してる感じは悪くない。
最終回上映後のシャリバリ地下大学夜間部横シネ校舎トークは「身体へとつなぐ」。スピーカーは単独旅行舎の大槻オサムさん、MCは上村さんと青原さとし監督で、もちろん纐纈監督も参加。当然、予定時間を大幅にオーバー。ロビーにいたので一部しか聞けなかったけど、テーマがある分、監督トークとしても角度の変わったレアなものになって、よかったと思う。

・6/21(月)
『祝の島』公開3日目。シャリバリ地下大学夜間部横シネ校舎のトークは「釣り人へとつなぐ」。釣り人としてスピーカーに大歳さん、MCは上村さんと青原さとし監督。予定時間を大幅にオーバーしたけど、質議というかお客さんを交えた対話的な内容になり、かなりよかったんじゃないか。ある種の極論や暴論を噛み砕いて話を続けられる広島らしからぬ余裕というか雰囲気が楽しい。

・6/20(日)
『祝の島』公開2日目。シャリバリ地下大学夜間部横シネ校舎のトークは「土と海をつなぐ」。スピーカーは三原で有機農法に取り組んでおられる坂本圭子さん、MCは行友シャリバリ地下大学学長と山戸あっこさん。坂本さんの語り口の魅力も大きいけど、とても面白かった。昨日の高島美登里さんもそうだけど、チェルノブイリ原発事故の頃に生まれた反原発の感覚が大きな布石となって、今、新しい価値観を生み出しつつあるという事も印象的。来週上映する『ナージャの村』、多くの人に見直してもらえたらなぁと思う。

・6/19(土)
『祝の島』公開初日。シャリバリ地下大学夜間部横シネ校舎ということで「広島と祝島をつなぐ」と題したシンポジウムを開催。スピーカーは、“長島の自然を守る会”の高島美登里さん、『藝州かやぶき紀行』『土徳』の青原さとし監督、卒業論文で祝島をとりあげた市大卒業生の脇山都さん、祝島出身でそもそも『祝の島』と横シネを“つなげる”キーパーソンともいえる山戸あっこさん、で、オレ。MCは行友太郎シャリバリ地下大学学長と“恐妻家許可局員”こと上村崇さん。完全に地元発信の登壇者によるシンポジウムは、著名人見物的なある種の消費者ニーズを確信犯的に裏切りつつ、映画と観客を直結させる試みとしてはうまくいった方じゃないかと、心配していたより残ってくださった客席の方々を見ながら思う。祭として消費される“ご当地映画”ではなく、日常に直結した“当事者映画”として映画を持ち帰っていただく為の試みというか…。監督とにかさんが祝島を語った先日の先行上映会の熱気を踏まえつつズラしたい…自分の中では『祝の島』を広島のお客さんに届ける滑り出しに必要な両輪、みたいな気がしてた企画。その上で口コミの起点となってくれたらありがたい。
あとで聞いた話だと、中電の(広報の?)人も見にきてくれてたらしい。中電割引とかするから、皆で見にきてくれないかなぁ。

夜、『アウトレイジ』を観た。マキタさんが出てた。

・6/18(金)
【ヨーロッパ企画presents ショートショートムービーフェスティバル傑作選】開催。ヨーロッパ企画の広島公演キャンペーンイベントとしては、3回目。永野宗則さん、諏訪雅さん、石田剛太さん、上田誠さんが登壇。客足もちょっとづつ増えてて、何より今回は親子連れとか高校生とか客層が明らかに広がってる印象で、ヨーロッパ企画の人たちも喜んでくれた。途中、石田さんがセミレギュラー出演しているホームテレビ「アグレッシブですけど、何か」のMC中島尚樹さんが出来たばかりの自作ショートフィルムを携え登場。しかし、今回の上映作品も充実してたなぁ。個人的には、角田貴志さんのと、上田誠さんのが好き。石田さんのと、山脇唯さんのもよかったなぁ。レイトがあったので、打ち上げ参加できなかったのは残念だったけど、ご一緒できて嬉しかった。あと、この前、平井さんが言ってた通り、マーガレットズロースの曲を使ってる作品が2作あった!

営業終わりでヲルガン座へ。せっかくの広島でのライブだったのに、今回も予定があわずに見られなかったEttの二人に会う。会うのも2年ぶりくらいかな。話できて嬉しかったけど、やっぱライブ見たい。

・6/16(水)
6/6(日)の『祝の島』先行上映会での纐纈あや監督と二階堂和美さんのトークショーの採録を【No Nukes Relay】のブログにアップした。監督と歌手・二階堂和美さんのトークショー採録を掲載しています。映画はいよいよ6/19公開!→http://nonukesrelay.jugem.jp/?eid=109

昔、広島東映の営業をしてた紀伊くんが横シネに顔を出してくれた。随分前に広島を離れているし、もう何年ぶりに会うのかも分からない位に久しぶり。Tジョイ系列のシネコン立ち上げの陣頭指揮をとってて、最近は韓国のCJエンタテイメントとの合弁会社を立ち上げたり、「春との旅」のプロデューサーやったりしてた、信じがたいバイタリティの男。メジャーな所で映画と取っ組み合っている、場末のオイラとは雲泥&対極の存在ながら、ステーションシネマ閉館から横シネ開館までの間、一番勇気づけられる存在だった同年代の男。横シネ改装の時に散々力を貸してくれたのに、数年後に「3ヶ月で潰れると思ってた」と衝撃発言されたっけ(笑)。相変わらず忙しそうだったけど、顔出してくれて嬉しかった。同行されてたのが去年上映させていただいた長崎俊一監督の「黒帯」を企画された西冬彦さんだったのもビックリした。

・6/15(火)
今さらだけど、ようやく…スケジュール紙6月号を配付。タワー、DUMB、ステレオ、ミザリー、サンモールにできたグルーヴィン。レコード屋さんばかり回る。

・6/14(月)
『告白』を観た。面白かったけど、ラストの爆破は生っぽい質感で見たかった。

・6/12(土)
晩飯の通り道で横シネに寄ってくれたスゥ店長とピロコ店長と雑談。彼女たちの余韻いまだ覚めやらぬマキタスポーツ「オトネタ」ライブの話などする。この界隈で一番お笑いにうるさかったスゥちゃんが、「オトネタ」じゃなくてバンド(マキタ学級)のCDが欲しかったのに間違って「オトネタ」買った、バンドかっこよかった…とボヤいてる、そのひっくり返り方に笑う。マキタ学級の「計算とソウル」を貸す。ガリガリ君をおごってもらう。

・6/11(金)
6/6の『祝の島』先行上映会でトークショーの進行をやってくれたあっこさんから、当日の写真が届いた。撮るの忘れてたから、助かった。
祝の島先行トーク1

祝の島先行トーク2

・6/10(木)
ナミキジャンクションでソウルフラワーユニオンのライブ。
ライブハウスに行く事って滅多にないのだけど、イースタン、たこさん、うつみようこさん…ジャンクションで見たライブはいつも気持ちいい。ハズレなし。ソウルフラワーもバンド編成なら一度はここで体感したかったので、ホントに本望。ライブ終わり、会場にいたにかさんやボンバーさんに便乗して中川さん高木克さんにも挨拶できたし、よかった。ついでに便乗して、にかさんの終電までENZOでパスタ。
ソウルフラワーは夜走りで関西まで戻るそう。MCの端々で祝島のことを話してくれてた中川さんが、今ツアーに広島を組んでくれた事の真意は知らないけど、オイラはその意気を“勝手に”解釈して“勝手に”勇気づけられた。

・6/9(水)
『祝の島』公開記念の日替わりトークショー、6/21「釣り人とつなぐ」に出演していただく大歳さんと上村さんが劇場に寄ってくれて、軽い打ち合わせ。オイラは、釣りにまったく縁のない人間なのだけど、多分、釣りや海が好きな人には、また違うディテールが印象に残るであろう『祝の島』を、どんな風に語っていただけるのか、とても楽しみ。ちなみに、大歳さんは、釣りとともに音楽もやってる人→http://www.myspace.com/ootoshidub

・6/8(火)
映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』がよかったので、三浦大輔さん作・演出の舞台『裏切りの街』を観たくて福岡へ。キャストに「俺たちに明日はないッス」「愛のむきだし」の安藤サクラさん、来月「ユリ子のアロマ」横シネ公開が控える江口のりこさんが名を列ねているのも、かなり魅力で。しかも、なんと、カーテンコールでまさかの峯田和伸さん主題歌弾き語りがあると直前に発表され、俄然テンションが上がる!
が、実は東京公演を観ていた河田から終演時間が遅いから、終電や深夜バスで広島に戻るのは無理だろうと聞いており、今回ネットカフェ童貞を捨てるつもりで博多に来ていたのだった。が。所持金少ないし…結果的に、峯田くん弾き語りの余韻を引きづりながら、途中、ラーメン屋と古川日出男さんの「LOVE」を読んで休憩したバス停を以外、朝6時の始発まで博多の街をひたすら徘徊し続ける消耗戦に突入。

あ、博多は公衆電話と美人が多かったです。

・6/7(月)
前日の『祝の島』先行上映会の、纐纈あや監督と二階堂和美さんのトークショー、採録を何らかの形でどこかに掲載したいと思い、もじもじ文字起こし。面白い。はかどらない。関係ないけど、普段着のにかさんはかわいい。

・6/6(日)
今日は、『祝の島』の先行上映会&纐纈あや監督・二階堂和美さんトークショー。
昨年、ひょんな事からラッシュ上映会の会場に使っていただいた縁が、結果的に6/19(土)からの東京・ポレポレ東中野との同時ロードショーという関わりにまで繋がったこの映画。4月末東京でのお披露目直後から、2行程に分けて開催された《瀬戸内海巡回ツアー》と題した完成披露上映ツアーの最終日が、今日の横川シネマ。実は、シネマ尾道さんをはじめ、ツアー各会場が補助席も出る盛況と聞いてて、やばいなぁとプレッシャーもあったんだけど、最終的には補助席も出る盛況。なにより、上は90才近いばあちゃんから、下は若いお母さんに連れられた0歳児まで、遠くは長野や東京から、老若男女が集まってくださったこと、特に若い方の姿が期待以上に目立っていた事に勇気づけられた。
ロビーでは、祝島の物産は勿論、おむすびからケーキまで祝島の特産品を使ったフードもにぎやかに並んで、しかも完売。アンケートの回収率も上々。もちろん、祝島や上関原発についての認知度・関心度、温度差が、人や立場によって驚くほど激しい広島のこと、映画そのものへの関心の高まり・広がりはまだ何ら保証されはしないけど、それでもよいイベントになったと安堵が先に立つ。
サポートくださった多くの方々、ご来場くださった方々に心から感謝…といっても、この映画に関しては、本上映が終わるまで、色々な人にまだまだ引き続き頼るとは思うけど。

・6/5(土)
明日の『祝の島』先行上映会に向けて、祝島からロビーで販売するひじきやびわ茶が届く。
さらに、ヒロシマ平和映画祭の上村さんからは、6/19〜25に開催する『祝の島』日替わりトークのチラシ原稿も届いた。初日(6/19)は、12:00からの上映に引き続いてシンポジウム、6/20〜6/25は最終回18:30上映後にトークショーという一週間。地元発信のトークショーということで、お客様との対話も交えて、映画の見方を掘り下げていけたらと思ってます。また、ロビーがBAR営業状態になるんかな。

・6/4(金)
この数日、曜日を一日勘違いしていた事に気付き愕然とする。先週からちまちま作業していたスケジュール紙、考えていた体裁を変更してまで無理矢理でっちあげ、出稿したが、納品が6/6の『祝の島』先行上映にすら間に合わないと気付き、折り加工をあわててキャンセル…しかし、早速、誤植を3ケ所発見。人としての精度がどんどん落ちとる。

夜、冷やかしにきたミエコさんとピロコ店長が、酒を飲ませてくれると言うので仕事終わりで合流。近所の女性一人を巻き込み、居酒屋閉店後、なぜか劇場ロビーに戻って飲み会続行。また余計な話をした。

・6/3(木)
『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』試写。
この映画、配給さんから最初に上映の打診をいただいた時って、まだシナリオも完成してなかったんじゃなかったっけ…井口昇監督と西村喜廣監督って事で即決したけど、手がかりはファックスが2枚だけだったような(笑)。井口監督作品を10年前の「クルシメさん」から追い掛けている劇場としては、数々の名作のエッセンスをディテールの中に見つけるのも楽しい。あと、終盤に活躍するキャラの倒錯感が…!

・6/1(火)
ご無沙汰していた方から、ライブ企画の(可能性の)打診メール!横シネを使っていただけるかどうかは分からないけど、選択肢のひとつとして思い出してもらえるだけでも、ありがたいこと。
2010年5月の横川シネマ日記
・5/31(月)
ある電話。なんだそりゃ…と、もやもやする。

・5/29(土)
『息もできない』初日。
さすがに前評判の高い作品ということで、初めて横シネに来て下さったと思しきお客様の割合が高い…のだが、それにしても、若いのが中途半端な時間によく来るなぁと思ったら、実は、例の『BAD BOYS』の地元オーディションの会場が、ウチのビルだった(笑)。会場は横シネの2階って聞いて来た“BAD BOYS”な皆さんが、間違って入ってきてた模様…ついでに『息もできない』、見てけばいいのにな。

・5/28(金)
中国新聞朝刊の社会面の記事に「暴走族映画 協力を拒否」なる仰々しい見出し。
「映画などの広島ロケを誘致、支援する広島市中区の広島フィルムコミッション(FC)が、暴走族を取り上げた漫画「BAD BOYS」の実写映画への撮影支援を断っていたことが27日、分かった。」の書き出しに目を疑う。あれれ、この映画、市が拒否姿勢を見せて、制作サイドに“暴走族”という設定を外す配慮までさせたんじゃなかったっけ(それすら、どうかと思うんだけど)?
市の原則無視のファッショな姿勢と制作サイドの板挟みで、一番苦しんでたのがFCの人だったのを知ってる人間としては、この記事を描いた記者の作為に首をかしげてしまう。わざわざ有識者のコメントをとってくるほど取材したんなら…事実に即して「広島フィルムコミッション(FC)を通じて、“広島市が”、撮影支援を断っていたことが分かった」と書くべき。字数もそう変わらんだろうに。主語をわざわざFCにズラした意図はなんだ…市への配慮と不毛な正義の自己顕示だろうかと邪推&脱力。もちろん、記事を熟読すればこの記事の“何も言ってなさ”は読めるのだけど、見出しと序文で読み手の印象を“わざわざ”誘導する意図(しかも一面の目次でご丁寧に強調)に、嫌悪感。Chim↑Pomの記事の時は、あんまり声高すぎて笑えたからまだよかった(ひどかった)けど。
記事を読む限り、市交流課がもしクレームが来たらめんどくさいから予防線を張りたいって言ってるだけな気がするんだけどなぁ、それとも市政の“中の人”が誰か声高に旗振ってんのか…そんな事のためにFCの原則を形骸化させて、どうすんだろ。

・5/27(木)
秋公開なので、ちょっと先ですが、『ジョニー・マッド・ドッグ』と『BOX袴田事件 命とは』の上映が決まりました。

・5/26(水)
映写室で久々にトラブル。上映には支障なかったので助かったけど、完全に予定が狂う。

・5/25(火)
『息もできない』試写。
4月に吉祥寺で観た時、ボロ泣き。でも、悲劇的ではあるけれど、怒りや孤独を拗らせて生きている人間には、ある意味で心安らぐ映画のようにも思えた。オイラのような人の縁に薄い人間には眩しくもある生きざまの映画だった。あと、その高い完成度と、単に横シネで上映した数少ない韓国映画ってだけでつなげるのは安直だけど、去年の『母なる証明』が母性を軸に時代や社会を捉えているのに対して、父性を軸に同じ時代や社会が描かれているような面白さもあった。どっちも「家族」は解体・形骸化された状態から始まるんだけど、そこに経済格差が横たわっているリアルな感じが印象的というか…。日本映画でも、『ダンプねえちゃん…』とか『国道20号線』とか『USB』とか『オカルト』とか(オイラ的には『私は猫ストーカー』や『ライブテープ』でさえ)、自分の好きな(説得力を持つ)映画って、必ず貧困と反骨が忍ばされてると感じる映画ばかりという気がする。

なんにせよ、『息もできない』は、本年ベストの大傑作。広島は、横シネで5/29から三週間限定上映ですが、お見逃しなく!

・5/24(月)
マーガレットズロースの平井正也さんが寄ってくれて、『ユキとニナ』を観ていってくれて、嬉しかった!手ぬぐいもらったり、びわ茶あげたり、なんだか物々交換。ヨーロッパ企画との意外な関係も聞けた。

・5/23(日)
『ユキとニナ』を観にきて下さった年配のご夫婦が、ユキ役のノエ・サンピちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんで、びっくりした!山口にお住まいなのだそうです。

・5/22(土)
映画『風のかたち』でお世話になった伊勢真一監督が、寄って下さった。

今日は、6/18(金)に開催する【ヨーロッパ企画presents ショートショートムービーフェスティバル傑作選 in 広島】のチケット発売日だったのだが…お客さんに指摘されるまで忘れてて、あわてて実券作成。すみませんでした。

・5/21(金)
マキタスポーツ「オトネタ」発売記念ツアー【WHO IS MAKITA? in 広島】開催。
横川ナイトショーvol.9として開催した2005年の【ロッカールーム!! in 広島】、映画「ヅラ刑事」公開にこじつけたユリオカ超特Qさんとの【ハゲていいとも!】、ザ・たこさん、エレキコミックという最強布陣で臨んだ【ロッカールーム!! in 広島クラブクアトロ】、そして昨年マーガレットズロースとの【愛人巡回ツアー】…ほぼ毎年、こんなに関わらせてもらう事になるとか最初は思ってなかったもんなぁ。開演中、ロビーまで響いてくる客席の爆笑を聞きながら、色んな事を思い出した…で、ふと物販コーナーに目を移すとふんどし姿のセクシーJさんが「いやぁ、広島のおきゃくさまは、あたたかいですねぇ」と熱っぽく繰り返してた。

そう、ある意味ライブの印象が「WHO IS MAKITA?」じゃなくて「WHO IS セクシーJ?」になっちゃうんじゃないかと思う位、マキタさんの一番弟子・セクシーJさん登場&マキタさんウチノさんのJさんいじりが受けてたり、マキタさんがなんと客前では4月東京での単独ライブ以来2度目だったという“サンプリングOJI-SAN”やってくれたり、鉄板の弾き語りネタのみならず、単なる「オトネタ」発売記念ツアーという枠を超えて色んな試みをやってくれたのが、嬉しかった。
それにしても、マキタさんの弾き語りネタ、よく受けてた。で、毎回声かけてホント5年越しでようやく見に来て下さった知人もスゥちゃんや何人かいて、雷音工場を紹介してくれたヲルガン座のイズミさんや急遽スタッフをやってくれたオーツキさん、浅草キッドと仕事した直後だった高見さんも博士さんの口添えでようやく見てくれたし。終演後の物販の反応も熱かったし。手応えが例年以上で、ちょっと興奮した。
最終的には、無理矢理実家に発注したロビーフードのいなりずしを「(ウチの母親が握った)セクシーJの“おいなりさん”2つで300円」という親不孝極まりない売り方したりして(でも、Jさんが自分の芸名を“セシクーJ”と書き間違える余計な天然ボケで意図が薄まったりして/笑)、とても楽しかった。

打ち上げは去年同様、控室に料理を持ち込んで。そういえば、地元メンツが去年の“愛人巡回ツアー”とは全然違ってて、ある意味この1年の環境の変化を再実感。打ち上げ自体は、関係なく楽しかったけど。ちょっとしたアクシデント(?)から、話題がそれぞれの家庭・彼女の事情のぼやきリレーになってた。愚痴≒逆ノロケ。
↓そういえば、マキタさんゲストの回の「エレ片」ポッドキャスト後半のマキタ家の話が相当オモロかった。
http://podcast.tbsradio.jp/elekata/files/20100517.mp3
これから福岡まで車移動というハードな行程にもかかわらず、遅くまで付き合って下さったマキタ学級一行に感謝。勿論、またご一緒したい。

・5/20(木)
営業後、明日のライブで使うDJ機材を持ってきたごまちゃん夫妻に手伝ってもらって、アンプ類やドラムセットを劇場に運び込み。ごまちゃんから、にかさんがHPの日記にマキタさんライブの告知を書いてくれてると教えてもらった。そのあり得なさ、なんか笑ったけど嬉しかった。
居合わせたおっくんらと、2003年のマキタ学級withグレート義太夫のライブDVDを映写。“カミングアウト(漫談)”から“お母さん”の流れが大好き。

・5/19(水)
『ユキとニナ』を観にいらした若いご夫婦(?)が、観賞後に声をかけて下さった。
ご近所にお住まいで、映画だけじゃなくにかさんのライブなどにも来てくださってたというお二人、たまたま大阪で話した人が、広島で行ってみたい場所の一つに横シネを挙げておられたのを聞いて自分たちも嬉しかった、そんな話をしてくださった。残念な事に近々引っ越されるそうで、でも近所に横シネがあってよかったです、というような事を仰っていただき、恐縮しつつ感激。
…けど、その様子をたまたま同じく『ユキとニナ』を観に来てたDJのごまちゃんが、向こうで聞いてたみたいで、オレより先に勝手に泣いてやがった(苦笑)。

『ユキとニナ』夜の回にご来場下さった男性は、なんと長野から来て下さっただそう。昨日から広島県下の独立系映画館を色々と見て回ってらしたようで、長野県の映画館に関する本や資料や記事をたくさん頂戴し、色々と貴重なお話も聞かせていただいた。

営業後はスリチャン。5/21のマキタさんライブでDJしてもらうなかまっちゃんとひょんぎ、ade姐と寺ちゃんという変なメンツで飲む。

・5/18(火)
先月の映画館ライブ【堂脈vol.5 with CINEMA dub MONKS】の写真が届いた。
といっても、全体の半分…開場中からにかさん出演の前半まで。今回写真を撮ったちあきくん、横川周りの友人たちの表情も交えて押さえてくれてた。その中の客席の様子を撮った一枚が、写っている友人は勿論、ピントのぼやけた遠景の人たちまで全員がいい笑顔、という素晴らしい写真。ちょっと感動。にかさん本人の写真を差し置いて、その写真をにかさんにとりいそぎメールした。
けど、これで前半って事は、全部で300枚近くあるんじゃあ…

・5/16(日)
オーツキさんが、何故か今頃toeの映画館ライブの打ち上げと称した飲み会をやるという事で、誘っていただきノコノコ行ってみた…素晴らしいまでに男所帯。オーツキさんやヲルガン座のおかげで顔をあわせる事は増えたものの、JAILBIRD Yのあんどうくんとか、のっこんとかと喋る機会というのは普段まずないので、とても楽しかった。教わる事も多い。
特に嬉しかったのは、のっこんが高田渡さんの話をしてくれた事。オイラがのっこんを初めて知ったのは、ヲルガン座の“真夜中のミッドナイトショー”企画で『タカダワタル的ゼロ』上映前にロビーライブをやってくれた時なんだけど、その時のすごくイイ話が聞けて嬉しかったなぁ。のっこんが飛び入りで七尾旅人さんやモーサム百々さんと共演した去年のライブは、オイラ的には映画館ライブ史上に残る名場面だし…つまり、ファンなんで。

あ、クラムボン映画館ライブの日のミトさんのツイッターに、toeの山嵜さんやモーサムの百々さんが横シネの事をコメント下さってたとオーツキさんに教えてもらった。嬉しかった。

・5/14(金)
『金瓶梅』『隣の家の少女』最終日。先月の堂脈の時にCINEMA dub MONKSの曽我大穂さん発案で作った、ライブのお客さま対象の映画割引券。昨日のライブでも配らせてもらったのだけど、結構、最近持ってきて下さる方がいて嬉しい。ライブも映画も隔てなく面白いものに足を運んでいただけるようになるといいなぁと思います。

夜は、久々にスリチャンに顔を出しました。

・5/13(木)
6/6(日)の先行上映を経て、6/19(土)より本上映となる映画『祝の島』は、なんと東京のポレポレ東中野さんとの同時ロードショー。なので初日は、纐纈監督が東京のため、なにか地元で企画を考えなきゃ…と“無職と平和とゾンビ”でお世話になったばかりのヒロシマ平和映画祭&シャリバリ地下大学の上村さん、行友さんたちに相談してたところ、「シャリバリ地下大学夜間部 横川シネマ校舎/フィクションから日常生活へ−映画『祝の島』をつなげる7日間」という素晴らしい企画書を書いてくださった。趣旨文とか、我が意を得たりという感じ。はやく案内したい。


さて。今日は、早々にチケット完売となってたクラムボンの映画館ライブ。といっても、向井さんアコエレに続いてきっちりプロモーターさんが仕切ってくださる今回、やることがなくてホントに映画館に居辛い(苦笑)。スタッフの皆さんは午前中からセッティング。メンバーの皆さんも昼過ぎにはいらっしゃって、ちょびっと挨拶だけさせていただいた。わずかに喋れたのは、原田郁子さんがロビーにあった祝島産のびわ茶に目を留められた時だったなぁ。祝島産のではないけど、びわ茶を愛飲されてるのだそう。

開場時も、電話番くらいしかやる事なくて、なんでオレここに居るのかなぁ、弱ったなぁ、と思いつつ受付に立ってたら、数人の女子から立て続けに「アルコールはないんですか!?」と詰め寄られる…そんなこと言われても、今回ドリンク出店NGだったんだもん。ナイトショーとか堂脈じゃないんだからさぁ…と思いつつ、コンビニまでパシリ。そしたら銘柄にクレームが入り、二往復(←バカ)。
そして開演。満員・立ち見の中、客席の後ろからメンバーまさかのプロレス入場&お客さんとハイタッチでスタートしたライブ。熱気と親密感に満ちたライブでした。アンコールでは予定外の曲もやってくださったそうです。さすがプロの現場は撤収も早く、メンバーの方に最後ご挨拶できなかったのはちょっと残念だったけど(祝島産のびわ茶、差し上げたかったなぁ)、楽しいライブでした。

・5/12(水)
あの劇団さんからメールあり。またイベントやってくれるっぽい…が、日程が急すぎるよ〜〜。

5/15(土)から上映する、諏訪敦彦、イポリット・ジラルド共同監督『ユキとニナ』試写…しかし。もう全編泣くの判ってるから試写したくないんだよ(苦笑)。ストーリーに関係なく、もはやフレームの中に“それ”が収まったショットを見るだけで、秒殺で嗚咽(←バカ)。それは措くとしても、特に前半のフレームの中にやがて取り残されるように在るユキの姿に胸が締め付けられる。

・5/11(火)
7月に“No Nukes Relay”の企画として映画館ライブができないかと思ってて、出演を打診してた方からメール。前向きなお返事で高揚!ヲルガン座に行って、イズミさんに相談。初めてライブの企画書らしきものを作ってみる。

・5/10(月)
タワーレコード広島店でマキタさんの新譜「オトネタ」を購入…というか、普通に店頭に並んでいて感動(一昨年はクアトロでライブやったのに入荷なかった/笑)。しかもPOPに5/21の横シネライブも案内してくれてて、さらに感動。レジにて特典CD-Rまで付いてきた。ありがとうございます。聞いた事ないネタだった。笑った。

にかさんからメール。6/6(日)の『祝の島』先行上映会にトークゲストとして出演してくれる彼女、先週の祝島訪問の感想も書いてくれてて、その言葉になるほどなるほどと得心する。

・5/8(土)
あっこさんが劇場に寄ってくれたおかげで、5日の黒田征太郎さんとにかさんのライブペインティングの様子をYOUTUBEの映像で見れた!ゆるかったって聞いてたけど…なんだよ、いい感じのゆるさじゃん。現地調達のギターを手にしたにかさんの「大竹音頭」を受けて、前の晩、飲みの席で島のおっさんたちも絶賛していた“イワイシマノラッパー”ゆみちゃんの盆くどき(盆踊りの節に即興で歌詞を乗せて歌う)が飛び出すトコは、やっぱり現場のストリートで見たかったよう。

・5/7(金)
クアトロの有馬くんに宿題提出。

・5/6(木)
家で古いスタジオボイスを読み返してたら、有名な「サイボーグ009 大平洋の亡霊」について、高橋洋監督と井土紀州監督の対話。「ポジティブなメッセージは逆説的にしか語る事ができないという作劇の真髄を極めた作品で、今の時代にこそ広く見られるべき傑作だと思いました」という井土監督の発言に応えて、高橋監督が「誰もが世間で了解されやすい文脈の中で生きていくしかない部分がありますよね。(略)反戦とか平和とかいうものがただ「正しさ」として機能してしまうと、人々はその文脈で硬直するしかなくなって、そもそもそこに孕まれていたものが伝わらなくなる」と。『ゾンビ』トークに通じる映画の見方、映画を通じた世界の見方、なんじゃないかなとメモ。

・5/5(水)
で、漁師さんの朝は実際早かった。お父さんは夜も明けない内から起きだして漁に出られた。オイラも2度寝しちゃマズいので布団から起きだして、テーブルの上の新聞記事とか本をパラパラと見たり。お父さんが戻ってらして、朝飯を出してくださる…お寿司とか鯛のお吸い物とか筍とか、ありがたいよう。船の時間(6時半!)になったので、お礼を言って港へ。お世話になりっぱなしだったなぁ。にかさんも見送りで港まで付き合ってくれて、本橋さんにばったり。あらためて今日の黒田征太郎さんのライブペインティングににかさんも参加を…という話になってた。見たい!帰りたくないなぁ…と思いながら乗船。無事、始業に間に合う…そう考えたら近いっちゃ近いね、祝島。また行きたい。にかさん、マジでライブ第2弾決めてくんないかなぁ。

ともかく、6月の『祝の島』公開に向けて、気合いを入れなおす。企画も色々やります。
山戸さん他お世話になった祝島の方々、きっかけを作ってくれたにかさんに感謝。

・5/4(火)
急な話で迷ったけれど、午後から休館させていただき、山口県の祝島(いわいしま)へ。
6/6(日)先行上映会&6/19(土)から東京・ポレポレ東中野との同時公開を控えるドキュメンタリー映画『祝の島(ほうりのしま)』の舞台であり、中国電力が新規立地を強行しつつある上関原発建設予定地の対岸3.5キロにある事から、約9割の島民が30年近く反対運動を続けている事でも広く知られる島。といっても、オイラだって、着工の白紙撤回をと昨秋からの“No Nuke Relay”なんかに関わってから、やっと事情を知ったような意識の低さで、祝島に行くのも今回が初。劇場公開に先駆けて山口県を中心に始まってる『祝の島』瀬戸内巡回上映で、祝島での追加上映があるのを知ったにかさんが、せっかくなら現地で見たいと思いたち、オイラも完成版を見てなかったので便乗する格好でついてった…という次第。でも、東京に行くのも、離島に行くのも、結局は映画を観にいくだけって、ある意味貧しい生き方だな〜、オレ。

GW中ということで、それなりに混んでいる山陽本線に乗って、柳井港へ。電車の戸口付近に立ってたら、ちょうど空いた前の席に、向こうで老夫婦に並びの席を譲ったおじさんが移ってきて座った。しばらくして空いた隣に座る時、そのおじさんと目が合った…。で、やっぱり気になって「失礼ですけど、広島の方ですか?」と聞いたら、「東京からです」と仰るので、確信。『祝の島』プロデューサーの本橋成一さんだよ!先週上京してポレポレ東中野の事務所に行った時にお会いしたんだった。今日、祝島に行かれる事は知ってたけど、まさか目の前に座るとか思わんじゃん、驚いた。で、本橋さんは黒田征太郎さんと、オイラはにかさんと、この電車で乗り合わせる事にしてて、結局、港からは4人でお話しながら移動。

港には、あっこちゃんのお兄さんが待って下さってて、同時に本橋さん達を迎えに来てた『祝の島』の纐纈あや監督にも再会。お兄さんの案内で、祝島島民の会の事務所にお邪魔して、今度はあっこちゃんのお父さんにご挨拶。宿泊の事も含めて、忙しい中をお邪魔して迷惑だろうなぁ…とビビってたのだが、めちゃ笑顔で迎えてくださった…にかさんのお陰じゃの。上映までの空いた時間、にかさんと一緒にお兄さんの仕事を見学させてもらう。が、薪のひとつも満足に割れず、ひじきをつまみ喰いし(旨!)、島の坂道を登るだけで汗かいて、日陰生活のツケを実感。でも、いちいち新鮮。で、島の路地をひとつ曲がって地元のおばちゃんたちに出くわす度に、熱烈に歓迎されているにかさんを見て、去年の彼女の慰問ライブを島のおばちゃん達がどれだけ喜んでくれたのかを実感できて、勝手に嬉しくなる。
事務所に戻ってお父さんから缶ビールをいただき、乾杯。缶ビール片手に上映会場へ。この日はGWで帰省された方にも見ていただけるよう3回上映されてたけど、夜の上映にも老若男女集まっておられた。

映画の感想は、今後ひとりでも多くの方に、なるべく先入観なく観てほしいんで…ちょっとだけ。いわゆる原発問題には踏み込まず、島の暮らしに寄り添って構成されている作品…見ている自分の心が帰省する感じ、というか。なので、勝手に期待して勝手にもどかしく思う人もいるかもしれない(それも悪い事じゃない)けど、今まで安易に“原発に揺れる島”なんて表現を用いてた自分を省みるに、これは、むしろ原発問題に直面してもなお“揺らがない”何かが映っている映画かもと思った。とはいえ、島の生活をスケッチしていた映画に原発問題が割って入って来る展開には、やっぱグッと悔しさが込み上げるし、島にはすでに何度もご覧になっている方がいたけど、見る度に印象の変わっていく映画かも知れないです。とにかく出てくる島の人たちの表情がいいし、あと、ベテラン菊地信之さんによる音は、もう一回劇場で聴いてみたい。今年の上半期、もっともお客さんに問うていきたい必見映画なので、一般公開後の反応が楽しみ。お見逃しなく!

映画を観終えて、監督や本橋さん黒田さんと別れてから(そう、今回、ちょっと残念だったのは監督とゆっくり話す余裕がなかった事だなぁ)、事務所に戻るとすでに酒席が始まってた。なんだか違和感なくお邪魔させてもらって、ビール飲んで、お刺身をつついて、妙に楽しかった。先週にかさんが曽我部恵一さんやトクマルシューゴさんと共演したライブの会場が“野音”だった事を、「え?野音ってヘルメットかぶって行くトコじゃないの?」とトボけてみせるおっさんたちに笑った。で、そのおっさんたちが異口同音に、島のおばちゃんたちの凄さを話して下さったのも印象的。反対運動の根強さの基本は、やっぱりおばちゃんたちのパワーって事なんだなぁ。あとは、皆、娘のこととかノロけすぎ(笑)!うらやまし。楽しく過ごして、ちゃちゃっと片付けて(る人たちを見てただけだけど…機転きかんなぁ、オレ)宴も終了。皆さん、明日も朝から早いのだ。まぁ、オイラも始発の船に乗れないとヤバいんだけど。

・5/3(月)
昨日いただいた野菜サラダ、喰っても喰っても底が見えません…

・5/2(日)
夕方18:40より上映の『ゾンビ』上映後、シャリバリ地下大学&ヒロシマ平和映画祭による“無職と平和リターンズ/愛と抵抗のゾンビ”と題したトークショーを敢行。留学生会館でFJイベント(フードジョッキー/平和映画祭の東さんやシャリバリの行友さんが提唱している、カセットコンロをターンテーブルのように操り料理でもてなす歓待のスタイル)をやってたメンバーや関係者の皆さんがゾロゾロ観に来てくださってありがたい。
オイラにとっては広島で唯一(?)ロックを感じる知性というか、信頼の置ける批評性をアカデミックにもバカバカしい形ででもアウトプットできる恐ろしい方々なので、6月の『祝の島』上映にあわせてそのサブテキスト的なイベントができないかなんて相談も、色々とアイデアをいただけてありがたい。上映期間中にいろいろ企画をやると思うので、皆様、是非映画ともども覗いてみて下さい。

知能に瞬発力がないオイラは、皆さんが帰られてから『ゾンビ』を“今”観ることの意味をうだうだ考えてた。トークで出てきた「人間よりゾンビに思い入れをして見る」ことへの個人的な共感と違和感が、なになのかなぁ…って。ショッピングモールに群れる“ゾンビ”のおぞましさが唯一無二なのは、主人公たち(≒観客/人間)から見て、死んだら自分もああなってしまう未来の姿なのと同時に、無自覚に生きていたかつての自分の姿でもある、という二重写しになってる仕掛けが秀逸だからで。だから、行為自体が無意味・無駄であったとしてももがくように生きる人間(主人公たち)の運命にハラハラするのかなぁと。自殺を思いとどまり僅かな燃料でも飛び立つという選択に、やっぱり希望というかロマンを感じてしまうオイラは、もう何年も前から自分は死者だと自分に嘯いて生きてるハズなのに、結局人間でいたいんじゃん…ある意味、不甲斐ないわ。
ともあれ、ロメロの初期作である『ザ・クレイジーズ』も、妙に人間としてのモラルを意識させられる作品だったし、『ゾンビ』終盤で三つ巴になるバイカーみたいな連中は、そういう良識を放棄している存在として、主人公たちとは違っているのかなと。そうするとトークでは立ち消えになったけど、上関の話になぞらえるなら、主人公たちが祝島の人たち、中電は収奪に走るバイカーたちで、ゾンビはまさに無関心を決め込んでいる広島の人間だな〜と。まさに今、お前はゾンビになるのか、燃料がわずかであっても人として生きるのか、突き付けられているような気分になってしまった。考え過ぎだよな(笑)。

と、ロビーを片付けてたら、今日も来てくださってた映画祭メンバーで市立大学の柿木伸之先生が書かれた「共生を哲学する」って本が荷物の中に残ってた。面白そう、盗み読みしちゃろ。
2010年4月の横川シネマ日記
・4/30(金)
5/1からの『ゾンビ HDリマスター/ディレクターズカット版』公開を記念して、一回だけ特別上映させていただくことになったロメロ監督の初期作『ザ・クレイジーズ』を試写。突然、軍によって封鎖された田舎町で、町からの脱出を試みる主人公たちと、パニックに陥り収拾がつかず状況の悪化が泥沼化していく軍の封鎖作戦を並行して描く…戦争映画、ありきたりの日常風景を背景にした戦争映画、という感じ。それは『ゾンビ』にも通じてて。めちゃくちゃ面白い。日常に潜む戦争状態を、想像力で可視化できるフィクション映画の可能性や醍醐味が炸裂してる。もう10年以上毎年3万人以上の人が自殺を選択せざるを得ない日本だって、広義の戦争状態。対立と収奪と泥沼の構図は、充分に当て嵌まってる。

・4/28(水)
帰広。帰ってきたら、月曜日の朝に貰っていたアイデアがそれぞれ前進してて嬉しくも驚く。皆、前向きだなぁ…って、もろもろ連絡しつつ。

夜いただいたお電話。飲み会っぽい喧噪の向こうで「ちょっと電話変わります」と一方的に言われ、代わった相手の聞き覚えある声は…俳優の津田寛治さん!酔っとる!「『ブラッド』やったんですか?なんで呼んで来んないんですか!」「自腹でも行くから呼んで下さい!」「まだ頑張ってるのがうれしい」。津田さんからの連絡って、なぜか必ずダメージを喰らっている自分を励ますようなタイミングで入るんだよなぁ…不思議。ホント、優しい方だ。津田さんの文章も掲載させていただいてる10周年記念本も読んで下さってて嬉しかった。4回目の津田寛治ナイト、また企画しましょう…ちゃんと経費計上して(笑)。

・4/27(火)
あいにくの雨。あいにくの空回り。結局、どこにいても人は変わらないものなんだな〜、みたいな嬉しさと寂しさを味わう。夜、奥秀太郎監督のトコの若いスタッフと合流、始発まで構ってもらう。感謝と自己嫌悪のポジネガ2daysは、部活っぽい飲みでクソで空疎な自分をネタに笑い飛ばして笑われて清々しく終了。でも、長いこと続いていた、首に縄をかけられたまま宙吊りになっているような息苦しさが少し抜けた。皆さんありがとう。首にネギ巻いて寝な。

それにしても今回。マキタさん、曽我部さん、奥監督…試行錯誤と努力の地道な継続によって着実に我が道を切り拓いておられる表現者の方々。その孤高の表現力はいわずもがな、加えてそこに求心力というか、周囲に築かれた魅力的なスタッフやコミュニティーの支えを目の当たりにした事がとても印象的で、なんだか考えさせられた。オイラは凡人で罪人で表現者ではなく“立場”に過ぎない存在だが、横川シネマという空間の表現力・求心力のなさを思えば、もう何年も無為に映画館を続けてしまった事の是非を問われてる気もして…無力感と刺激とが同時に沁みた東京の2日間だった。

・4/26(月)
劇場休館。早起きして東京へ…今日は、横シネ的に重要な2件の企画が同日同時間に開催される。到底選べなくて、いっそ東京行き自体を止めようかとも思ったけど、決めかねたまま新幹線に乗る。
再会があって、ぶらついてたらまた再会があって、昔上映した映画に出てきたお店でメシを喰って、薦めてもらってた映画を観て、観たかった映画を観て(どちらも素晴らしい&横シネ上映予定)。夜は結局、ライブを選ぶ。

マキタスポーツ第6回単独ライブ「オトネタ2」。こんなキャパの会場でのお笑いライブって初めてかも。会場で【ガンダーラ映画祭】のしまだゆきやすさんに会って驚く。マキタさんの新譜「オトネタ」に収録されているなじみのネタは勿論、新ネタ・未見のネタ(チャラ、陽水、尾崎豊、森山直太郎…)の破壊力に悶絶・爆笑。冒険的なネタとかもやってて、ちょっとカッコいい。ライブで体感しておいてよかった。広島編のライブも期待してほしい、絶対観た方がイイですよ!
ライブ終わってメシを喰おうと向かった先で、SPOTTEDの直井さんに会ってまた驚く…東京ってすごいね。さらに驚きの偶然が重なって、こんなトコにオレ居ていいの?みたいなまったく予想外の場所に交ぜてもらって楽しい時間を過ごせた。

・4/24(土)
6/6(日)先行上映に向けて、映画「祝の島」のポスターが届いた。めちゃくちゃイイじゃん!

・4/22(木)
クアトロでアンヴィルのライブの日…だったが、土壇場で目先のお金に負けて参戦を見送り。そしたら、先日、横シネで映画『アンヴィル!』を観て号泣してたにかさんが、気の毒がってかアンヴィルのサインを貰って来てくれたよ!

・4/21(水)
ヲルガン座のイズミさんから連絡をもらい、5/21(金)のマキタスポーツ映画館ライブのオープニングアクトに“雷音工場”さんが参加して下さる事になった。

・4/19(月)
お昼頃、チェックアウトしたMONKSご一行が寄ってくれて、昼食後にまたロビーでだらだら雑談。イベントご一緒できてよかったなぁ、と思う。甲斐田監督とは、また上映でご一緒できそうで嬉しい。

・4/18(日)
【堂脈vol.5】当日。まずは朝から今回PAを引き受けてくれたヤマネさんが来てくれて準備開始。続いてGOMAちゃん夫妻、率先して雑用を引き受けてくれてありがたい。それからMONKSのお二人、レーベルの郡司さん…で、準備してたら劇場に入って来られた男性がお一人。絶対初対面だけど見た事あるよなぁ、この人…って思ったら、去年上映させていただいた江口のり子・ARATA主演『砂の影』の甲斐田祐輔監督でした!MONKSともつながりがあるそうで、わざわざこのライブを機に横シネを見に来てくださったと。とても嬉しかった。ピアノの黒瀬さんも初対面、で、にかさんも到着して、リハーサル。ネコバコからフードスタッフもやって来て、いよいよライブ開場間近…。

今回のライブ、終わってみれば、これほど自分のミスを自覚しながら進行していったライブは初めてで。無責任な言い方だけど、だからこそ手応えみたいなモノもより強く残った気がする。皮肉とも言えるし、そういうものなんじゃないかという気もする。なんらかの形で次回に繋げたいと思えるような充実感が、反省や自己嫌悪と同じくらいあって自分でも意外。

ライブ後の打ち上げはネコバコで。にかさんやMONKSご一行が最後まで残ってくれて楽しかった。反省もたくさんあるけど楽しかった。にかさんは最後の最後で大変そうだったけど(笑)、ともあれ皆さん帰られて、ひとり残って皿を洗いながらイベントの余韻に浸り、鍵かけて外に出たら夜が明けてた。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

・4/17(土)
明日の【堂脈vol.5】ゲストのCINEMA dub MONKS、曽我大穂さんとガンジー西垣さんが、にかさんと合流して劇場の下見に寄ってくれて、そのままゆっくり雑談。曽我さんが映画を観まくっていたという沖縄・桜坂劇場の話題から、横シネの運営会議みたいな展開に。曽我さん発案により、ライブ来場者に特別割引券を配付しようという事になった。

夜。食事をしてにかさんと別れたMONKSのお二人が再度、劇場に寄ってくれた。また雑談してたら、何故かお二人は映画を観てってくれる事に。そういうの嬉しい。上映中には、よっしーとチャッキーがピアノを、GOMAちゃん夫妻がDJの機材を運んできてくれて、明日のライブへの準備も着々。色々な人の手を借りています。

・4/16(金)
ノートパソコンのACアダプタがおかしいなぁと思ってたんだけど、どうも焼け着いちゃってたらしい。充電できなくて、ついに起動しなくなった。最悪。

・4/13(火)
夜、18日の【堂脈】に急遽、DJで参加してもらう事になったSPAROCKSのごまちゃん夫妻が会場の下見に来てくれた。オイラ自体、堂脈を手伝わせてもらうのは1年ぶりだけど、にかさんが広島を地元と定めて立ち上げた企画に、こうやって地元から意志的に参加してくれる人が現れるというのは素敵な事だと思う。ピンカートンズスークのお菓子とセレクトCDもらった。
そこにクニさんが立ち寄ってくれて、ある意味ニカつながりの雑談に。今回の【堂脈】の楽しみが増えた。

・4/12(月)
夜、相談と確認事項を抱えてスリチャンへ。面白い妄想話、成立するかなぁ…実現したら面白いのは確かだけど、いかんせん、オイラは人間的に退屈だからなぁ。陰気だし。

・4/11(日)
去年の【ヒロシマ平和映画祭】で行われた「核の時代のイメージ、イメージの政治」と題されたトークセッション。ドキュメンタリーとB級映画において“核”がどう描かれてきたかという変遷の検証…ドキュメンタリーならそれが孕むプロパガンダ、B級映画(というかハリウッド大作もだけど)においては脅威の象徴から平和利用という名目の正当化・既得権化への流れ。横シネを会場に行われた“無職と平和”という映画祭プログラムもその延長にあった企画で、ホントに面白い視点から映画を再評価する好企画だったなぁと思う。ただ、心残りはその「トークセッション」の鍵になっていた映画、『ゾンビ』の配給権を持っている会社がなくて上映できなかった事。
ところが、今年、DVD-BOX発売にあわせて『ゾンビ HDリマスター/ディレクターズカット版』を上映できる事になり、リベンジじゃないけど、なにかやりませんか?って平和映画祭の方々に相談してた。
で、その企画を、5/2(日)の『ゾンビ』上映にあわせて行いましょう、と今日連絡をいただいた。かなり楽しみ!

実際、個人的にハリウッド大作をあまり観なくなったのは『ブロークンアロー』『トゥルーライズ』あたりの核の使い方描き方独善にしらけ笑ってからだもんなぁ…『インディペンデンスデイ』なんかバカっぽすぎて見る気もしなかったし。

・4/10(土)
スゥちゃんとピロコ店長が寄ってくれたので、「オトネタ」視聴してもらった。大受け!
営業終わって『第9地区』を観に。初日に足を運ぶのっていつ以来だろう。

・4/9(金)
またもギリギリで『プラネットB-BOY』上映チェック。ドイツで開催されているブレイクダンスの世界大会「バトル・オブ・ザ・イヤー・ファイナル」の2005年大会のドキュメンタリー。決勝大会を主に日本、韓国、アメリカ、フランスの出場チームに焦点を絞って追い掛けるんだけど、目が離せないダンスシーン連発!オイラにはまったく縁のないジャンルだけど(だってオイラが最初にブレイクダンスとして認識したダンスは、この映画で“偽物”と一蹴されてた)、関係なく面白い。で、最終的に真央ちゃんとキムヨナみたいなことになってた(見てないけど)。あと、後日談から見えてくる“日本”の姿に複雑な思いを…。

・4/7(水)
にかさんの新譜「solo」発売日。

・4/6(火)
二階堂和美さんが『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』を観に来てくれた。にかさん、今年はホントにたくさん観に来てくれるなぁ。嬉しい。間近に迫ってきた【堂脈】の確認事項なども、話しつつ。
夜、スリチャン。去年に続いてマキタさんイベントに関わってくれるDJさんがいないか相談。「オトネタ」サンプル持参、オカさんにも大受け。
5/13(木)のクラムボンの映画館ライブ、チケット完売してた。堂脈、マキタさんも、がんばろう。

・4/5(月)
【堂脈】や映画のチラシを持って、ミザリーに顔を出した。で、先月ガイさんが主催した「ぶんぶん通信no.3」上映会の話を。「no.3」で描かれる田ノ浦での中国電力への抗議の映像やハチの干潟の岡田さんの上映後トークは、具体的で、前回の上映会以上の説得力で若いお客さん達に響いていた、と聞かせていただいた。その上で今後の提案などもいただきありがたい。ガイさんのバンド・ORIGIN OF Mのアルバムが4/7にリリースだそうで(にかさんの「solo」と同じ日!)、そのフライヤーもいただく。

・4/4(日)
吉田浩太監督『ユリ子のアロマ』『お姉ちゃん、弟といく』試写。どちらも江口のりこさん主演。いいよねぇ。

・4/3(土)
向井秀徳アコースティック&エレクトリック、全国ツアーの広島公演。満員御礼。
これまでアルコホリディ大月さんの企画で2度出演していただいている向井さんアコエレを、いよいよワンマンで。完全に夢番地さんの仕切りなので、やる事もまるでなく、逆に落ち着かなかったけど、かわりにライブは(電話番はしないと仕方ないので、映写室からだったけど)ほぼ見れた。
セッティングのときに、ウチの機材の事でちょっとショッキングな事実が判明…。

・4/2(金)
『ロボゲイシャ』最終日に駆け付けてくれたYさん、今春から広島を離れるとのこと。映画を見るセンスとフットワークにおいて広島で一番信用してた人。極端に言うと動員が最低であっても、彼女に好評なら上映館としてのモチベーションは維持できるような存在…彼女は期間限定で離れるだけらしいけど、遠方の話題でも身の回りでも、公私ともにこの年度代わりは結構ダメージを喰らう人の出入りが続く。何年も前からこの孤立感が本来の立ち位置だったハズ…と言えばそうなんだけど。孤独、どんと来い。

と、そんな中で遠方からのありがたいメンタル支援。4月にリリースされる新譜のサンプルが届く。待望のマキタスポーツ師匠「オトネタ(4/23リリース)」、そしてなんとタテタカコさんの「Harkitek or ta ayoro(4/21リリース)」が不意打ち的に。
マキタさんのはパソコンで再生しながら仕事中にニヤニヤ。5年前に初めてマキタさんを京都で見たミスチルの「トイレ」から、去年横シネで熱演してくれたサンボマスターの「お風呂」まで、知ってるネタが多いのに笑えて仕方ない。サンボに至っては、うっかり感動しかけて、歌詞のあまりのくだらなさにハッとして感動を振払ったり。今年も5/21(金)に横シネにてライブ決定。勿論バンドもやるけど、今回はネタCDのリリースツアーなので「笑い」の前年対比を上げてお届けできるハズ。必見。
タテさんの新譜は、営業後に真っ暗な客席で…まぁ、自宅にCDラジカセ持ってないから、なんだけど。一曲目から、ドーンと心に響くピアノ、声。自分を見つめたくなる曲、他人が思い浮かんでくる曲、現在を思ったり、過去を思ったり、ジーンとしたり、ワクワクしたり、贅沢な時間。またライブ来て欲しいなぁ。

しばしぼんやりしてから、明日のライブに向けて、ちょっと場内の整頓。

・4/1(木)
石井裕也監督『君と歩こう』試写。
2010年3月の横川シネマ日記
・3/31(水)
『そんな無茶な!』試写。
「ロボゲイシャ」の井口昇監督と、次週公開「イエローキッド」の真利子哲也監督が参加している広島未公開のオムニバス映画…という事で急遽レイト公開させていただくことにした作品。もう3年も前の作品なんですね。前述のお二人に、本田隆一監督とこれが初監督だった花くまゆうさくさんの4人が監督参加しているんだけど、本田監督作品の主演が「めちゃ怖」「ジャーマン+雨」の野嵜好美さんだったり、真利子監督作品の編集が「ライブテープ」「あんにょん由美香」の松江哲明監督だったりする事もあって、【ガンダーラ映画祭】を連想しながら見てしまったなぁ…そういう意味で、思いがけずしまだゆきやすという人へのリスペクトを強めたり。
作品的に出色なのは、真利子監督「アブコヤワ」のおとしまえの付け方もカッコよかったけど、花くまさん主演・監督の「東京ゾンビ外伝」にシビれた。マジで男泣きの大傑作!

・3/29(月)
6月に東京のポレポレ東中野さんと同時ロードショーさせていただく、纐纈あや監督『祝の島(ほうりのしま)』。本上映の前に、4/29(祝)〜5/9(日)と5/30(日)〜6/6(日)の2回に分けて行われるお披露目上映【『祝の島』瀬戸内海巡回上映ツアー】の日程が決まってた。横シネも本上映に先駆けてツアー最終日6/6(日)に上映会を行います。纐纈あや監督も来館予定、本上映は東京と同時だから広島に来てもらうことはできないと思うので、監督トークとあわせて作品を観たい方は、先行上映で観ていただきたいです!
その他の会場も含めたツアー詳細は以下で。
http://web.me.com/polepoletimes/hourinoshima/top.html

『桃色のジャンヌダルク』試写。“ロスジェネ”“桃色ゲリラ”の増山麗奈さんの人物ドキュメンタリー。人間関係でも社会との関係でもフルチンで発言発信する人をリスペクトしてしまうタチなので、飽く事なく見てしまったなぁ。個人的には、増山さん自身より彼女のアクションや作品が起こす波風に対する、一般他者のリアクションに思いの巡る所が多かった。上映したいです。

・3/28(日)
東京藝大大学院映像研究科作品集から、第三期生(2009年)の西野真伊監督「死んだらゲームをすればいい」鑑賞。

・3/27(土)
フランソワ・トリュフォー監督の『映画に愛を込めて アメリカの夜』を観た。恥ずかしながら初見。

・3/26(金)
27日公開のドキュメンタリー映画『ブルー・ゴールド〜狙われた水の真実』を上映チェック…ギリギリすぎ。
ここで“水”という決定的に人間の暮らしに必要なものを軸にして描かれるのは、多国籍企業、投資家、政官による利権獲得の為の机上の論理が、現地の人間の暮らしや環境を食いつぶす様。水企業であれ、電力会社であれ、どこまでも同様の構図を呈する非人道的な様相のレポートと、それに抵抗する人々の声と姿。対岸の話ではない。
そういえば、上映中の『ロボゲイシャ』で、製鉄会社会長の志垣太郎は「弱者は権力の肥やしとなれ!」って言い放つんだよね。そりゃ撃ち殺されるよね。

・3/25(木)
営業後、4/18(日)、会場・横シネとしてはジャスト1年ぶり開催となるライブ【二階堂和美presents 堂脈vol.5 CINEMA dub MONKS】のフライヤー配付で街をウロウロ。
で、いつもチラシを置かせていただいているkobaに行ったら、なんか様子が違う…と思ったら、1時間後に投げ銭のシークレットライブがあるとの事。主催は単独旅行舎の大槻さん。という事で、フライヤー配ってkobaに戻って完全即興のパフォーマンスを堪能。

・3/24(水)
夜。100均で針と糸を買って、気になってるのにずっっっと手を付けてなかった裁縫仕事に着手。不器用なオレをからかって、いちいち針が指に刺さってくるが、送っていただいたmama!milkの新譜「parade」と「Quietude」を聴きながらゆっくりやる。
気分は贅沢に盛り上がるが、オレの仕事自体はランボーが自ら縫合した傷口なみの仕上がりに。

・3/22(月)
去年末の【堂脈vol.4】@クアトロの演奏が楽しくて印象深かった、neco眠るwith二階堂和美の「猫がニャ〜って、犬がワンッ!」7'single盤を入荷。なぜかカクバリズムさんから突然ファックスで発注書が送られてきたんだよね…映画館なんだけどいいのかな、と思いながらありがたく便乗させていただきました。買って下さい。

・3/21(日)
朝7時の約束に寝坊。

・3/20(土)
夜、ネコバコにて集会。営業終わりで合流させてもらった。
行ったら、ネコ常連のにかさんは勿論、この日たまたまmusic cubeで来広してた曽我部さんと上野さんが普通にネコ常連の人たちとテーブル囲んで飲んでて…その光景がさも当たり前のように広がっている異常さに笑う。ぎこちなくも、曽我部さんと話ができて、ありがたかった…話題は渡辺文樹監督とかマキタスポーツ師匠とか、だったけど。素晴らしいサプライズライブとか、持ち寄りの料理や酒をいただきながら、つくづく贅沢な時間と空間だと感じた。
曽我部さんに「スリムチャンスって、ここから近いですか?」と聞かれ、これも成りゆきだろうと図々しくタクシーで同行。フラカン広島ライブのお約束で、グレートマエカワさんのイベントをやってたんでした。ヒョンギとか昨日スリチャンのカウンターで一緒になったDJさんとかに構ってもらいながら、遠巻きにブースの前川さんや曽我部さんを見てた。期せずして、以前映画館ライブでお世話になった堂島孝平さんにも挨拶できた。
ネコバコとスリチャン…オイラにとって広島で居心地のいい店2トップを曽我部さんとハシゴ…ありえん(笑)。で、曽我部さん、ネコバコに戻るという事になって、再び横川に。終電に乗り遅れたにかさん、まだ寝とる。
…なんだ、この祭り(笑)

・3/19(金)
『ハート・ロッカー』を観た。
アメリカ兵が吹っ飛んでも自分の中でサスペンスにならない…という事に自分で驚く。キネ旬で映画評を書いておられたのが「アメリカばんざい」藤本幸久監督と「沈黙を破る」土井敏邦監督だったんだけど、土井監督の“「ハートロッカー」は「西部劇」”という見立てがある意味すべて、かも。

帰り道、【堂脈vol.5】のポスターとフライヤー配付に回ろうと思ったけど、一軒目のスリムチャンスで結局飲む。

・3/18(木)
109シネマズで21:50から上映の『ハート・ロッカー』を見ようと、自転車に乗ってTOHOシネマズ緑井へ…

気を取り直して20日公開の『ロボゲイシャ』上映チェック。
終盤、サイコーにバカバカしい画ヅラ、だからこそ笑いがえも言われぬ感動へとひっくり返る井口マジックに涙。何度見てもシビれる。すごいなぁ。

・3/17(水)
『ゴールデンスランバー』を観た。
最近見る映画、出来に関係なく、いい所にことごとく“でんでん”がいる。

・3/16(火)
昨年、外付けのHDに蹴つまづいたら起動しなくなって色々と支障をきたす中、回数券の原稿も開かなくなってしまい、店頭にあったものが尽きてからは…ルール違反なんだけど、希望される方についてはお断りした上で昨年10周年記念企画として見事に余りまくった5500円の6回券をこっそり買っていただいておりました。ホントは、前のデザインで復旧させたかったんでグズグズしてたんだけど、どれだけ映画館の仕事が嫌いなのかという話なんだけど…やっと気持ち諦めて新しい回数券を作成。
…という訳で、リピーターやグループでお得にご利用いただける横川シネマ回数券(5回券5200円)の販売を再開しました。
見た目の仕様が異なるだけで、使い方は従来通りですし、前デザインの回数券も勿論引き続きご利用いただけます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

『パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ』を観た。

・3/15(月)
東京藝大大学院映像研究科作品集から、第三期生(2009年)の野原位監督「Elephant Love」鑑賞。

・3/14(日)
ヴェルナー・ヘェルツォーク監督版「バッドルーテナント」を観た。職質しながらオナニーって拗らせた孤独っぷりが滑稽で狂ってて救いようなく泣けたアベル・フェラーラ監督のオリジナル版は自分にとっては魂の一本…なんだけど、今回のはコメディだった。コメディとしてはよくできてたなぁと、今や死ねもしないオレを自嘲笑いで憐れみながらチャリを漕ぐ。

・3/13(土)
東京藝大大学院映像研究科作品集から、第一期生(2007年)の月川翔監督「心」と第二期生(2008年)の山田咲監督「アンナの物語」鑑賞。月川監督って随分昔に学生映画のコンペ企画の審査員をさせていただいた時に作品を拝見した方じゃないかなぁ。洗練されてるなぁ…って印象深かった当時の感想がそのまま蘇る。

・3/12(金)
夕方、尾道れいこう堂の信恵さんが顔を出してくれた。中電本社前の座り込みとキャンドルウォークに参加してたみたい。頭が下がる。
夜、ユッキーと待ち合わせだというアデバナ姐さん、久しぶり。喋ってたら営業も終わったので、一緒にネコバコに行く。ネコでメシ喰うのなんて何ヶ月振りだろう(苦笑)。三好さんやムロさんの顔も久々に。

・3/11(木)
今日から中国電力本社前では、ハチの干潟の岡田和樹さんたちが上関原発建設に対する抗議として72時間ハンストを始めている(http://ameblo.jp/nonukes-hunst/)。気になる。「アンヴィル!」を観にきてくれたニカさん、感激のマジ泣きを目の当たりにして、ありがたいやらいとおしいやら。で、やっぱりハンストの事とか祝島の話になる。

東京藝大大学院映像研究科作品集から、第一期生(2007年)の加藤直輝監督「A Bao A Qu」と渡辺裕子監督「エイリアンズ」鑑賞。加藤直輝監督は、今年、スネオヘアー主演『アブラクサスの祭』公開予定。

・3/10(水)
シャリバリ地下大学の行友ガクチョーと待ち合わせて劇場を訪ねて下さった、映画監督の黒川さんから「R-18 LOVE CINEMA SHOWCASE vol.7」のチラシを貰った。今岡さんの新作も鎮西尚一監督の諸作も未見、観たいなぁ。シャリバリ人脈、おもろい。

東京藝大大学院映像研究科作品集から、第二期生(2008年)の船曳真珠監督「錨をなげろ」と、第三期生(2009年)の 遠山智子監督「よるのくちぶえ」を観た。「よるのくちぶえ」の厳密なフレームと前向きな余韻がなんかすごい。

・3/9(火)
「パチャママの贈りもの」上映チェック。南米ボリビアの塩湖の村に暮らす少年が、切り出した塩をリャマに積んでアンデスの山村に届ける初めてのキャラバンに出る。大人がいて、子どもがいて、暮らしがあって、広大な風景があって、動物たちがいて、人ならざる者の気配があって、生があって、死があって、成長があって、音楽があって、知恵があって、祭りがあって、ときめきがあって、自由があって、自律があって、押し付けられる価値観がなくて、素敵な映画。

東京藝大大学院映像研究科作品集から、第二期生(2008年)の瀬田なつき監督「彼方からの手紙」を観た。これ観たくてDVD買ったようなものなのだ。

・3/8(月)
ダマー映画祭プレイベントとして上映させていただき、昨年のオイラのベストワン映画でもある濱口竜介監督『PASSION』や、来月4/4(日)から公開する真利子哲也監督『イエローキッド』は、東京藝術大学大学院映像研究科(ちなみに監督領域の指導教員は黒沢清監督と北野武監督)の終了作品(卒業制作?)。ある意味、すでに彼ら(の世代)によって日本映画は塗り替えられつつある…のは確信に近いものがある。ともあれ、東京藝術大学の終了作品はDVDリリースされてると知り、早速、第一期の2007年から第三期の2009年までを購入。
第一期生(2007年)で、後に「東南角部屋二階の女」を発表した、池田千尋監督の「兎のダンス」 を観た。

・3/7(日)
横シネで4/18(日)に開催する映画館ライブ「二階堂和美presents 堂脈vol.5 with CINEMA dub MONKS」の告知がにかさんのサイトに載ってたので、横シネでの予約受付もスタート。ライブは、待望のCINEMA dub MONKSは勿論、にかさんもピアノの黒瀬みどりさんと二人では横シネ初なので、こちらも楽しみ。ご予約はお早めに。

夜。ヲルガン座ギャラリーでの「祝島写真展」が最終日だったので撤収へ。吉田豪さんのトークショーの日だったので…延長を想定し、時間を潰してゆっくり行ったのに、まだ終わったばかりだった(笑)。盛り上がったみたい。参加したかったなぁ。ギャラリーでひとり写真を剥がすも、ガムテープでとめてたもんで、テープ跡がこびりついてて…。一応皆で拭いたのだが…実質もちこしやりなおし。

・3/5(金)
バルト11の“午前十時の映画祭”で『バベットの晩餐会』を観た。

・3/3(水)
朝、高速バスにて大阪。
「CO2映画上映展」へ。プログラムによって込み合い方はバラつきがあったけど、若いお客さんばかりで羨ましい。招待作品(?)の小出豊監督「葉子の結婚 月曜日」が秀逸。あと、CO2助成作品の監督5人と、若松孝二監督、洞口依子さんのトークがあったんだけど、ゲストが自主映画的なスタンスで、助成監督たちの方が商業的な自意識で「映画」を語ってるその噛み合わない感じが印象的。
時間が来たので退出して、ヨーロッパ企画「曲がれ!スプーン」の大阪公演へ。映画を先に観ているので、驚きのようなものはなかったけど、よりナンセンスで、よりスマートで、よりチャーミングで、面白かった。舞台がとても近くて贅沢だったなぁ。遠征してよかった。
しかし、ロクにご挨拶もせずにABCホールを飛び出し、ギリギリ予告編(ドグちゃんだった!)で映画「ボーイズ・オン・ザ・ラン」にすべり込む。イタ面白く、後半号泣。汗、涙、スペルマ、鼻水、小便、血、あらゆる体液をたれ流してサマになる峯田さんの主役の器にシビれる。男とか女とか世の中とかのホントとウソと混乱の噛み合わせとすれ違いに説得力を与える語りの構造にもシビれた。傑作じゃんか。
終映後、高速バス発車まで10分。エンディング曲を反芻しながら乗り場までオッサンオンザラン。ギリギリ間に合ったけど膝が笑って寝つけず…。情けない。

・3/2(火)
2/28(日)「祝島のそらとうみをおもう上映会」@ヲルガン座の、岡田和樹さんと東琢磨さんトークをビデオに撮ってもらっていたのでチェック。おもろい。阻止行動の現状は勿論、ヒロシマが蓋をしている諸問題とか、映画を観ることにも繋がる想像力の問題とか、本当に原発を必要としているのは誰なのかという考察とか、あらゆる社会問題に応用できそうな示唆満載で素晴らしかったので、なにかの形で発信できるように、昨日の夜から文字起こしを。一晩あればできるだろうと思ったんだけど…全然すすまん。しかも反動で日中ヘロヘロ。なにやってんだ、オレ。

・3/1(月)
『ホームレス ワールドカップ』試写。
ナビゲーターみたいにコリン・ファレルが登場するし、なんかTVっぽいけど、人間模様は面白い。
2010年2月の横川シネマ日記
・2/28(日)
「祝島のそらとうみをおもう上映会」終了後のヲルガン座へ。横シネから会場を移して3/2(火)〜7(日)に開催される「DAYSフォトジャーナリスト学校 祝島写真展」の準備をするという事で合流。店の表でミザリーのガイさんにお会いした。店に入るとスゥちゃんとピロコがいたので久々で一緒に晩飯。ちょっとウダウダしつつ、皆で写真展の準備を夜中まで。
祝島写真展@ヲルガン座

・2/27(土)
『イエローキッド』試写。この映画、広島の皆さんに是非、見つけて欲しい。

・2/26(金)
『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』上映チェック。うっかり男泣き。

・2/25(木)
前日の『飛龍伝』を踏まえてみると、また思いが広がるドキュメンタリー映画『鹿島パラダイス』。

その『鹿島パラダイス』と『無防備』を観にきてくれたニカさんと、待ち合わせて同じく『鹿島…』を観てくれたミエコさんと、通りかかったクニさんと、上映終わりで飲みに行った。意外とこんな機会は珍しいもんなぁ。楽しかった。

・2/24(水)
アステールプラザにて、つかこうへい作・演出 黒木メイサ主演『飛龍伝 2010ラストプリンセス』観劇。学生運動が革命を叫んでいた時代、ある思惑から近づき深く愛しあってしまう全共闘の闘士である東大生のヒロインと敵対する中卒の機動隊員が、極限の愛憎をぶつけあって国会議事堂前で対峙する…みたいなドラマなのは知ってるつもりだったけど。まさか「沖縄に原発を!日本に核兵器を!」みたいな設定が盛り込まれてるなんて知らず。いきなり刮目。感動。“原発”を“基地”に置き換えて時代を重ねる事は簡単だけど、あるいは“沖縄”を“祝島”に置き換えてみた時、オイラは黒木メイサの長台詞(と馬場徹のまっすぐな熱演)で、まんまとボロ泣。なんとも説明しがたい強烈な高揚感と孤独感がないまぜに沸き上がってシビれた。挙げ句、2部の前半(?)、被曝者にまつわる緊迫したやりとりの台詞に出てきた“広島”という固有名詞に(おそらくご当地的フレーズに反射的に起きるのと同種の)軽い笑いが客席に起きた時には、意味分かって反応してんのか…と殺意を覚えたりして(苦笑)。オレ、盛り上がり過ぎ。
正直、前半の風呂敷の拡げ方に比べると、終盤のたたみ方に未消化な感じというか尻切れとんぼ的な物足りなさも覚えたけど(元来の「飛龍伝」としては、ちゃんと着地してるんだろうなぁ…よく知らないけど)。逆にその宙づりな印象ゆえか、会場を出た後もずっと高揚感をひきづったままでいる。
とにかく、こんな野心的な芝居があんなデカいホールで見られてよかった。(遠かったけど)渋谷亜希も見れてよかった。広島公演が実現してよかった…清水芸能さんに特大の感謝!マジで!

・2/23(火)
2/27(土)から上映する『マラドーナ』の上映チェック。
先月の『ライアン・ラーキン 路上に咲いたアニメーション』や、同じく27日から上映する『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』と連なる、不屈のおっさん劇場。マラドーナは勿論、実はこの映画のもうひとりの主人公ともいえるエミール・クストリッツァ監督も…人生の浮沈を越えて模索されるオヤジの生きざまを是非。音楽映画としても、結構面白いんじゃないかと思います。

・2/22(月)
2/13(土)14(日)に秋吉台国際芸術村と山口市内で行われた范叔如さんのインスタレーション「スカイアイランド」の画像を送っていただいた。バレンタインデーの山口の空に浮かべられたハート形の“祝島”。当日はあいにくの曇天だったそうだけど、近い将来、青く澄んだ空に祝島が浮かべられることを、願う。
スカイランド

・2/21(日)
朝、東京からのメールで、横シネがTVに映ってたとの目撃情報。早朝6時前にフジテレビの「忘文」っていう番組のゲストが古川日出男さんで、朗読ギグの様子として一昨年の向井秀徳さんとの映画館ライブの模様が紹介されてたみたい。また古川さんのライブ見たいなぁ。

・2/20(土)
4/3(土)開催の映画館ライブ、「向井秀徳アコースティック&エレクトリック 全国ツアー」広島公演のチケット一般発売日。劇場窓口でも販売を始めました。

そして。5月にお話をいただいていた映画館ライブの情報解禁も今日だったことが判明。
http://www.clammbon.com/
まさかのクラムボン、映画館ライブが実現します。楽しみです。

・2/18(木)
今日は『風のかたち』の初回の入りがよくなくて。気の毒がってお客のおばちゃんが、帰り際にオイラにチップをくれた!さすがに断ったんだけど、強引に置いて帰ってしまわれた。まぁ、『風のかたち』に感動してくれたからこその心付けなんだから…映画の入場券にかえさせてもらいました。という訳で、今日の動員、実はひとり分、水増し…してます。
…しかし、どうした事か、オレ。予定外のお金を手にして気だけ大きくなったままで、お昼ご飯、高いの買っちゃったよ!つくづく、あぶく銭は人を狂わせる事を実感。いましめんかな。

・2/17(水)
2/20(土)からシネマ尾道さんで【森崎東監督特集&スペシャル対談】という企画があります。
上映される作品が、1969年の監督デビュー作で羽田の工業地帯を舞台にした『喜劇 女は度胸』、原発問題を正面から扱った骨太の人間賛歌『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』、先日めっっしゅさんが「原発の取水・排水の恐怖を見事に描いてるほとんど唯一の劇映画」とコメントで指摘してくれたばかりだった『ニワトリはハダシだ』の3作品で、しかもそれが森崎監督の自薦によるセレクトなのだそうで感動。作品の上映に加えて、20日は倍賞美津子さん、21日は山根貞男さんとのトークもあります。横シネではこの日から『鹿島パラダイス』の一週間限定上映が始まるんだけど、こっちも遠征したい!
シネマ尾道→http://www.cinema-onomichi.com/

・2/16(火)
日付が変わる頃、小倉から珍客4人。ワイワイ飲んでただけだけど、この若者たちには世話になりっぱなしだし、再会の度に刺激をもらってて感謝してる。ヲルガン座、スリチャン、始発まで飲む。

・2/15(月)
ピロコ店長、『無防備』を絶賛。嬉しい。
多くのモノを含んだシンプルな語り口が絶品の秀作。どうせ泣くならこういう映画で泣いて欲しいとオイラも思う。

・2/14(日)
『風のかたち』2日目。今日も伊勢監督のトークショーを初回と2回目の間で開催。昨日よりは少しお客さんも増えていて嬉しい。本来なら、この映画の企画者で映画に描かれているサマーキャンプの主催のお一人でもある石本浩市先生をお迎えする予定だったのだけど、体調を崩された為、急遽、広島で小児がん治療に取り組んでおられる西村先生にご登壇願い、伊勢監督とともにお話いただいた。これはこれでとても興味深いトークになって、得難い機会になったんじゃないかと思う。
今日は、朝日新聞、広島テレビ、中国新聞と伊勢監督への取材もしていただけて、ありがたかった。監督は、支援者の方たちとも精力的に会って帰京されました。

・2/13(土)
今日から『風のかたち』『無防備』公開。

『風のかたち』の伊勢真一監督による来館トークを初回と2回目の間で。道面さんが聞き手のような立場で、伊勢さんと対談してくれ、さすが。澄川嘉彦監督の「大きな家」「タイマグラばあちゃん」や「花の夢〜ある中国残留婦人」「ツイノスミカ」といった作品のプロデューサーを務めながら、「奈緒ちゃん」「ありがとう」「朋あり。」といった作品を監督しておられる伊勢監督。ヒューマンドキュメンタリーと呼ばれるこうした人生にじっくりと寄り添ったドキュメンタリー作品がもっと注目されて欲しいと思っています。
トーク後、先月の澄川監督に続いて、伊勢監督も三篠公民館の映画セミナーでもお話くださってた様子。ありがたい事。

・2/12(金)
CINEMA dub MONKSを迎えて4/18(日)にvol.5を開催することになった、二階堂和美さんオーガナイズによるライブイベント【堂脈】。横シネでは、みにまむす。を迎えたvol.2以来の開催なのだけど、日付けを確認したら、去年も4/18の開催で驚いた。ジャスト1年ぶり!

沢島忠監督「ひばりチエミの弥次喜多道中」をビデオ鑑賞。

・2/11(木)
toeライブ当日。実は急遽、セッティングの問題上、舞台が狭い…という話から、いつもの舞台を撤去して新たに業者さんが持ち込んで組み直す…という荒技が決定してて。まずは撤去作業のため、朝からオーツキ姐さんに言い付けられた若者たちが集結。この日は受付やフードも含めて参加スタッフが全員男(オーツキさん除く)、って初めてかも…そういう点で作業増えても、裏方作業ははかどってたなぁ。なんか気兼ねも要らない感じで、映写室からだけどライブも結構見ることができてよかった。
…というか、釘付けだった、ライブ。

昨日、にかさんから連絡があったので、“二階堂和美presents 堂脈vol.5”の告知もスタート。とりあえず掲示と仮チラシで日にちと出演者のみ発表。横シネでは“みにまむす。”以来ほぼ1年ぶりとなる“堂脈”、4/18(日)開催、出演はCINEMA dub MONKSです!

そのにかさんは今日、秋吉台国際芸術村「ビヨンド・ザ・ウォール〜アートで、超える。vol.10」という企画で「絵描き・うた・ライブ」と題したライブ、書き下ろしの絵かき唄11曲(!)を演奏してたハズ。先日のイワトの話を聞くにつけ、なんか表現の幅がスゴイ事になってきてる感じですね。

で、その同じ「ビヨンド・ザ・ウォール」のvol.12となるのが、范叔如さんの展示。窺えるメッセージの深さと時事性は勿論だけど、これをバレンタインデーに実現してるってのが偶然なら、おそろしくチャーミングな話だなとも思う。晴れてほしいなぁ。→http://www.aiav.jp/programs/2010/bw_12/

・2/10(水)
2/20から一週間だけ上映する「鹿島パラダイス」の試写。1972年に発表されたフランスのドキュメンタリー映画。撮影は1970年から71年という事だから、まさにオイラが生まれた頃かぁ…。万博に始まり、東京、鹿島、三里塚…。スゴい映像の連続。必見。

・2/8(月)
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【No Nukes Relay】のチラシをデータ出稿しようとしたら、劇場のパソコンの問題で送れず。おっくんに泣きつく。

・2/7(日)
営業後、作成中の【No Nukes Relay】チラシをイズミさんに確認してもらいにヲルガン座へ。結局ビール。

家に帰ってビデオ鑑賞。工藤栄一監督「大殺陣」。
あと、タコ飯を炊いてみた。目分量で作ったら味が濃くなり過ぎたけど、それなりかな。

・2/6(土)
今日もオーガニックマーケットにブースは出てるのだが、店番をあっこさんが引き受けてくれたので、朝だけクレドに顏出して(雪!)、映画館を通常営業。

夜、『運命の背中』上映会。補助席が出る大盛況。作品も上映会も、出山さんの人柄のままに温かいものでした。ちょっとご機嫌斜めでむずがる子供さんをあやしながら奥さんと二人で会場準備やお客さんへの対応をされてる出山さんが、ちょい眩しい。雰囲気のいい上映会になってよかった。

家に帰ってから珍しくビデオ鑑賞。オーガニックマーケットの時、隣で中古ビデオを売ってて(そことウチはジャンクコーナーって言われてた/笑)、そこで買った「座頭市とスターたち」から、勝新監督の「赤城おろし」を。

・2/5(金)
朝、ヲルガン座でイズミさん&ユッキーと合流してNTTクレドホールへ。舞台「小松政夫とイッセー尾形のびーめん生活2010」に合わせて会場ロビーで開催される「オーガニックマーケット」にブース出店という形で参戦するのだ!




いや〜、場違いだった(笑)


おしゃれでこだわりの効いたオーガニックなブースがひしめく中、100均で買ったビニールシートを2枚敷いて、社長の家からパクった昭和の映画ポスターと、祝島の物産を並べ、ひたすら小さくなって過ごす。
それでも、最近映画を見に来て下さった他のブースの方とかお客さんとかに声かけてもらって、ありがたかったです。カレー旨かったし。あと、さすがは広島の選りすぐりオーガニックマーケットという事なのか…【No Nukes Relay】を通じてお名前だけ知ってた方に、何人かお目にかかれたのはよかった。満月農園の遠藤さんも初対面。彼が関わっている、3月から始まる、映画「東京原発」広島県全市キャラバン上映の仮チラシを頂いた。

小松さんイッセーさんの舞台も面白かった。ええもん見た。
終日ダラダラできて、楽しかった。お邪魔させてくれてありがとう。
(多分、その時の酒の勢いで…/笑)今回、誘ってくれた善之介くんのブログ→http://zenakuseki.jugem.jp/

・2/4(木)
営業終わりで、明日のオーガニックマーケットで売る祝島の物産と古いポスターを一旦預かってもらう為にヲルガン座へ。そしたらヲルガン座のお客さんがポスターがいい値段で買ってくれて驚いた。

・2/3(水)
2/20(土)から一週間の枠で調整中だった【No Nukes Relay】@横シネの上映企画。昨年のヒロシマ平和映画祭で上映されて話題になってた『鹿島パラダイス』を上映させていただける事が決定。映画祭では似島会場で一回上映されただけだったので、実はオイラも未見。でも、観た人がこぞって絶賛してたので是非観たかった…というのも本音。フランス人監督が、巨大開発の典型とも言うべき鹿島コンビナートに焦点を定め、高度成長期の日本と日本人を赤裸々に捉えているという、1972年に発表されたフランス製ドキュメンタリー映画。30年前の建設計画を理屈と金で圧し進めてる上関原発の問題を踏まえ、社会を支配し生活を翻弄し続ける“開発”という価値観を、現在の視点から問い直してもらえたら…という提案を込めつつ、貴重な上映となります。是非。

・2/1(月)
広島在住の中国人アーティスト范叔如さんが劇場に寄ってくれた。
范さんは、去年、ヒロシマ平和映画祭の展示企画「アトミカリア展」の際に、「ディズニーランド計画」っていう展示をしてた人。映画祭の人たちが范さんの名前をよく口にしておられたので、名前にはとてもなじみがあったんだけど、実は顔と名前が一致したのって、今年に入ってから…つい先日、打ち合わせか何かで、あっこさんがウチのロビーを范さんとの待ち合わせに使った時だったんだけど、その人、たまに映画を見に来てくれるおじさんだったよ!
で、その范さんが近所で教えてる水墨画教室の帰りだったと立ち寄って見せてくれたのは、ガラスで出来た「祝島」。なにか今後の展示イベントで飾らせてもらえたらなぁ…と話した。

今月、范さんは山口の秋吉台国際芸術村で作品展示をするらしくて、その資料も見せてくれたんだけど、それは「Beyond the Wall アートで超える。」っていうアートプロジェクトの第12弾なのだそう…って、どっかで聞いた事のあるタイトルだなぁ、と思ったら、にかさんも参加してる企画じゃんか!にかさんはvol.10でした。おもしろい偶然。
2010年1月の横川シネマ日記
・1/30(土)
今日から『狼の死刑宣告』『ライアン・ラーキン 路上に咲いたアニメーション』公開。期間延長で引き続き上映する『大きな家〜タイマグラの森の子どもたち』を含めて、雑食性全開。
去年見たサム・ライミの『スペル』とか、この『狼の死刑宣告』とか…小さい話を濃ゆく描いてる娯楽映画が自分にとってのアメリカ映画、かな。東映パラスとかOS東劇で2本立てで見てたような愛すべき映画。

・1/29(金)
マキタ学級のモリノさんから、去年の「マキタ学級とマーガレットズロースの愛人巡回ツアー」をまとめたDVDが届いた。そうだ、マキタさん、広島がツアー4日目(地方最終日)で声がヤバかったんだよなぁ、と舞台でツナ喰ってる映像を見ながら、もう懐かしい…でも、半年ちょっとしか経ってないのか。あ、“愛人”ユッキーの事が誇張されとった(笑)
今年は遂に、バンドじゃなくて芸人マキタスポーツのオトネタがCDリリースされる予定、って事は勿論…楽しみ。

・1/28(木)
『大きな家』の澄川監督から届いた封筒。澄川監督たちが、青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場についての意見広告を掲載した2008年の毎日新聞と、広告掲載のためのカンパを募る当時のリーフレットが入ってた。
ありがとうございます。

・1/27(水)
『祝の島』の纐纈あや監督が、毎日新聞「ひと」欄で取り上げられている…というので買ってみたら、地方欄に“上関原発 反対派が「広島ネット」”という記事が掲載されてた。1/31(日)には結成集会ということで、原爆資料館で14:00から、鎌仲ひとみ監督の「ぶんぶん通信no.3」を上映されるそうです。前にも書いたけど、「no.3」は、阻止行動の記録映像として貴重なのは勿論、ある意味で二極に引き裂かれている40代30代の価値観の“今”がむき出しで映り込んでる問題作としてもスゴい…と思っているので、20代10代の人は絶対見といてほしい。

余談。今日の新聞各紙にオバマと握手してるAKB市長の写真が掲載されてるけど、なんかそのアリバイ臭、旅番組のレポーターの有名タレントと撮ってもらった写真を飾ってる田舎の飲食店のセンスを連想。

・1/26(火)
向井秀徳アコースティック&エレクトリック全国ツアーの情報公開日。なんと広島公演は、4/3に横シネ!!にて開催なのです。これまで、06年【総天然色ロックキネマ】、08年【吠える!向井秀徳×古川日出男】とご出演いただいている向井さんアコエレ…な訳で、つまり、こんな場所なのを知った上で声をかけていただいてるのが、何とも嬉しい。しかもワンマン。夢番地web受付が2/1から、一般発売が2/20からだそうです、お楽しみに!
…とか思っていたら、ちょっとそれと同じような光栄でサプライズなお電話を頂戴した。驚いた。場違いな気分でいいのかなぁ…と思いつつ、内心うれしい。映画館、もうしばらく潰さないように気をつけないとなぁ。

『ライアン・ラーキン 路上に咲いたアニメーション』試写。アニメ史に残る重要な作家の特集プログラムとしてもオススメだけど、横シネ的には『ダンプねえちゃん…』に続いて“無職と平和”的な文脈を含んでいる…のです、多分。

・1/23(土)
劇場に入ってこられた男性に「川上です。オオキさんと待ち合わせしてます」といきなり言われて面喰らう。オオキさんって知り合いいねーぞ…あえて言えば、レディジェーンの大木さんくらいだけど、そんな訳ないし。とか思ってたら、待ち合わせの相手は、単独旅行舎の大槻さんだった…。その男性は、川上譲治さんという方で、3月にギャラリーGで「すとりっぷ魂 巡業展」という写真展をされるそう。オイラにまで資料を渡して下さって、貴重な写真も見せていただいた。写真展、おもしろそう。
以前、「ノー・マンズ・ランド」を上映した時に、ボスニア写真展を劇場ロビーでやってくれたレッド上杉氏にも何年かぶりで再会。

レイトは、天才・藤原章監督の『ダンプねえちゃんとホルモン大王』初日。急遽、ダンプねえちゃん役の宮川ひろみさんによる舞台挨拶も決まった…が、劇場に現れたのは小柄で可憐な女性。いらっしゃると知っていたから分かったけど、って位のギャップ(驚!)。それは、ご本人もよく承知されてて、ゆえに、上映前にお客さんの前で挨拶するのはやめときましょう、と提案して下さったのでした。
宮川さんは、自主製作の現場や苦労をよく御存じの方だけあってか、自ら質疑応答を振ったり、ジャンケン大会の景品を用意して下さったりと、短い時間にサービス満載の楽しいトークショーにして下さった。ギリギリまで広島に行きたいと仰ってくれてた藤原監督の代わりに急遽…だったのかもしれないけど、快く広島まで駆けつけて下さった宮川さんのフットワークと愛情に感謝。

イベント後は宮川さんの宿に近かった事もあって、ヲルガン座で打ち上げ。“自主映画の女王”と呼ばれていた事もある宮川さんから、最近の関西の自主映画事情とか聞かせてもらったりして、随分と刺激になった。

・1/22(金)
2/11のtoeのライブ前売券、横シネ店頭取り扱い分が完売。ありがとうございました!当日、盛り上がりそうだなぁ。あと、来週、また新しい映画館ライブの情報解禁があります。チェックよろしくお願いします。

香港セクシー映画界の巨匠チン・マンケイ監督の『金瓶梅』試写。
この前、渋谷シネマライズさんのサイトを見てたら“前代未聞の過酷な色道修行!空前絶後のカンフー・セックス!”って書いてあって「え!?ライズ?パトス?」みたいな衝撃を受けてた所に資料が届いた。香港映画だけど主要女性キャストが皆、日本のセクシー女優さんなのね。いい意味でぬるくて、ちゃんとエロい。

明日から一週間レイトの藤原章監督『ダンプねえちゃんとホルモン大王』の映写チェック…のつもりががっつり観てしまった。やっぱ天才の映画だ。ダンプねえちゃん役の宮川ひろみさんによる初日舞台挨拶もあるので、是非観て下さい!

・1/21(木)
確定…とか言ってたのに、2月の上映スケジュールをちょっと修正。去年、ダマー映画祭を通じてご縁のあったNHKアナウンサーの出山和樹さんが監督した『運命の背中』という自主製作映画の上映イベントを2/6(土)に行う事になりました。入場無料で、多くの方々にご覧いただきたいとの事。よろしくお願いします!

広島クラブクアトロのスケジュール誌「QUATTRO PRESS/94」を届けてもらったので読んでたら、にかさんが連載エッセイ「つれづれにか」で、横シネ10周年記念本「横川で映画を観るということ」を紹介下さってた。ついでに横シネの事もちやほや書いてくれてて、とても嬉しかった。しかもその文章、(こっちの勝手な思い込みかもだけど)抱えている“屈折”まで含めた横シネ全景をタイトな言葉選びの中に踏まえてくれていて、驚いた。自分の心の中の、他人には伝わりづらいこだわりや本意を、初めて他人が指摘してくれた感じ。にかさんとそんな話する事ないのに。おかげで“同志”って言葉に、うっかりうっとりしかけた…いや、正直一瞬うっとりした(バカ)。当分の間、悲しい気分の時はこれ読んでしのごう。

夜。鹿児島から客人ありで、ヲルガン座にいるというので合流。オレ、また場違いな事に首をつっこむ感じ。

・1/20(水)
ようやく2月前半のタイムテーブルが確定。とか言いつつ、6月の上映作品の打診をいただいたりもしています。決まれば今年上半期最も重要なプログラムになります。

・1/19(火)
次週レイト公開の『ダンプねえちゃんとホルモン大王』の藤原章監督から電話。監督は都合つかなかったんだけど、なんと主演の宮川ひろみさんが初日(1/23)来館下さるとの事!ヤバいなぁ、去年の「童貞放浪記」神楽坂恵さん以降、美人ゲストの来館が続くなぁ…オレ、もうすぐ死ぬんじゃないかなぁ。お楽しみに!

夜は、ヲルガン座でNEWDAYのレコ発ツアー。知ったのが遅かったし(というか、決まったのが遅かったのか/笑)、ライブには行けないなぁと思っていたのだけど、評判いいし、諦めきれず。オープニングアクトでにかさんが出る事になったっていうから、タイムテーブル繰り下がってくれれば少しは聴けるんじゃないかという事で、営業後に急行。アンコール含めたら5曲くらい聴けた。アンコールの一曲目がかなりよかった。
NEWDAYのドラムの中尾勘二さんって多分、コンポステラの方。コンポステラのアルバムは、ステーションシネマ閉館の後、場内の椅子(←退職金の代わり)を一人でひとつひとつ外す作業をしている時に、ずっと流していて、高揚感と物悲しさがない交ぜになって泣けて仕方なかった思い出深い音源…たまにヲルガン座でかかってて、ハッとする。ドラムの片づけとか手伝ったのだけど、中尾さんには話しかけられず…まぁ、そういうもの。

2/11のtoeのライブ前売券、ヲルガン座は売り切れてたので、横シネ分を少し回しました。なので、どちらも残りホントにわずかですよ〜。

・1/18(月)
朝、鰻の稚魚(?)が不漁で土用の丑の日に間に合わない…みたいなニュース。不漁の原因には触れなかったんだけど、それって「九電と原発」で具体的に警鐘ならしてた温排水の影響はないのかな?だとしたら、やっぱ牡蠣もヤバいんじゃないの?とか考え…ながら二度寝。あ〜あ。

2/11(木祝)開催の映画館ライブ【toe“For Long Tomorrow”released tour 2010】の会場の下見でオーツキさんたちが寄ってくれた。周到に準備していただいてます。残りが店頭扱い分のみとなっているチケットも、888とヲルガン座は数枚、横シネも10枚ちょっとしか残っていない状況なので、早めに買いに来て下さい。そのtoeの新譜「For Long Tomorrow」を、ようやく購入。めちゃめちゃカッコよくて、ライブへの期待がさらに増す。

・1/17(日)
マイケル・ムーア監督『キャピタリズム マネーは踊る』を観た。
終盤の展開にグッときながら、やっぱり頭を過るのは中国電力・上関原発の話だったりする訳で…権益や利益の確保と正当化のために生活者に犠牲を強いる構造は一緒だよなぁ。昨秋、ヒロシマ平和映画祭の人たちが、インターネットラジオで「祝島リスペクト」っていう番組を緊急オンエアした時に寄せられた文章を思い出さずにはいられなかった。
**********
11/1(日)第2回ひろしま映画講座終了後、
一時間をメドに緊急番組をらじおぱふぱふで生放送することを、
決定いたしましたので、再掲いたします。
生放送は、HPFFひろしま映画講座チーム有志とシャリバリ地下大学共同となります。
田名埠頭/祝島をめぐる状況に関してです。
私たちは本気で怒り、また、憂慮しております。
人としての信義を平気で破る中国電力(および従業員、関係者)に対して、
強い抗議を表明すると同時に、
厳しい状況のなかでたたかう祝島の方々に対して、
敬意と連帯を表明いたします。
生存権、生活権を侵す犯罪的行為であるにもかかわらず、
企業、法、行政が、それを放置するどころか、
その法自体が、他者の生存権を侵す側にのみ利用されるのであれば、
そのことに対しても、抗議をおこないます。
これら、仮にも「平和」の文字を冠する映画祭を運営する者として、
人として課される務めであると考えます。
(HPFF事務局CHO/シャリバリ地下大学学長/サムソン@しにものがかり/ウンベルト@らじおぱふぱふ)

・1/16(土)
先日、鹿児島大学の佐藤正典先生が、1/10に広島市国際会議場で行われた「瀬戸内海の生物多様性保全のための三学会合同シンポジウム」の報告文を送って下さったので、許可をいただいて【No Nukes Relay】ブログのレポートページに掲載しました。広島の牡蠣もヤバいの?
http://nonukesrelay.jugem.jp/?eid=88

御法川修監督『SOUL RED 松田優作』を観た。
「忘れてはイケナイ物語り オキナワ」と「世界はときどき美しい」で2度横シネを訪れて下さっている御法川監督は、横シネ10周年記念本に寄稿して下さってるんだけど、その文章にあった熱い問いかけと意思表示を、映画と重ね合わせて観た。優作さんを描いた映画、という事を超えて感慨深かった。
先日、『ライブテープ』の松江監督が予定外だった2日目の舞台挨拶の時に横シネに対して“共犯関係”っていう言葉を使ってくれた。前日のイベントでは“親戚まわり”って言ってくれて、それも和んで嬉しかったんだけど、この日“共犯関係”って言葉を選んでくれたのは観客含めて劇場に男しかいなかった状況だから出たのかもなぁ、と思って、より嬉しかった。で、その“共犯関係”って言葉、オイラは松田優作さん関係の文章かインタビューで覚えた言葉なんだよなぁ。松江さんもかなぁ。
そんな訳で強引だけど、劇場からの帰り道は『SOUL RED』と『あんにょん由美香』を並べて考えてみたり。不在が前提って事や、どちらもメディアとしての“映画”にこだわらず、でも概念としての“映画”にこだわってる気がした事とか。オイラ世代にとっての『あんにょん由美香』が『SOUL RED』…ってのは、ちょっと違うかもしれないけど。

・1/14(木)
鎌仲ひとみ監督の「ぶんぶん通信no.3」を観せていただいた。
いよいよ今年完成・公開が予定されている映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の取材過程をビデオレターとしてまとめられたDVD。no.3は昨年9/10から山口県田ノ浦で始まった、埋め立て予定地へのブイ設置を強行しようとする中国電力と、自分たちの漁場を守る為に対峙する祝島島民やシーカヤッカーの若者たちの主張を中心に構成されてます。広島ではほとんど事後報告的に小さく伝えられるのみだった現場が、実際はどのようなものであったかが分かる内容。内容についてはこれから始まる上映会などでご覧いただきたい。が。その中に被爆二世の船上スピーチってなシーンがあって…これ見すごせなかった。そもそも自分を正論化するために肩書きを持ち出すヤツが嫌いなんで(別のシーンで、上司もやってるんだよね/笑)、オイラは理屈抜きにムカついたんだけど、それって変なのかな…もっと“ヒロシマ”人として意識を強く持っているような方たちの、この場面に対する感想を聞いてみたいと思った。
その場面も含めて、この「no.3」は、原発が出来てしまえば利益の有無に関わらずその運用を背負わされるであろう20代30代の“若い世代”を描いた内容になっていて印象深かった。大人(というか既成事実や既得権)に“褒められたい”若者と“自立したい”若者の対比…この映像に登場する若い世代(被爆二世の中電社員さん、祝島の山戸さん、シーカヤッカーの人たち、東京の官僚さん…)の素描は、上関原発の是非とは別に、とても象徴的に“今”が描かれてるので、彼らの同世代は必見と思う。広島での上映会情報は【No Nukes Relay】のサイトでも可能な限りフォローしていくと思うので、是非、観て下さい。というか、上映会を企画して下さい。

・1/13(水)
朝から雪がちらつき寒さが厳しい中でも、早朝から『大きな家』に足を運んで下さるお客さまがありがたい。急遽、澄川監督も追加舞台挨拶に立って下さいました。夜は三篠公民館の映画セミナーの講師までして下さり、予定時間をオーバーする盛り上がりだったそう。

・1/12(火)
夜、イベント『ヨーロッパ企画presents ショートショートムービーフェスティバル傑作選』開催。今年登壇して下さったのは、作・演出の上田誠さん、役者の石田剛太さん(広島宣伝担当!)、諏訪雅さん、永野宗典さん。
ヨーロッパ企画さんには、去年、舞台「ボス・イン・ザ・スカイ」のキャンペーンイベントの会場に…と舞台版「サマータイムマシンブルース」上映&トークというイベントを開催していただいてた。で、今年も2月に上演する舞台「曲がれ!スプーン」のキャンペーンイベントを横シネで、と仰ってくださったのでした。正直、次は声かからないだろうと思ってたので、誘っていただき嬉しかった。しかも今回は、ヨーロッパ企画が主催している映画祭から広島初公開のショートムービーをセレクト上映してくれるという、映画館としても嬉しくなる企画でした。ロビーと映写室を行き来しながらだったから、ちゃんと全部を見た訳ではないのだけど、期待以上に面白い!トークも去年より多かった気もするし、いいイベントだったんじゃないかなぁ。昨年は参加できなかった打ち上げに、今年は図々しくお邪魔させていただき、ありがたかったです。

「ライブテープ」チーム、「行旅死亡人」チーム、ヨーロッパ企画さん…皆、高いクオリティと同時に、どこか部活っぽい自由さを漂わせてて、それがとても心地よかった。年始からいい刺激をいただいている。

打ち上げ終わって、雪もちらついてるしまっすぐ帰ればいいのに、ヲルガン座に寄ってコーヒー。長居してしまい、余計なことをいっぱい喋った気がする。

・1/11(月)
『大きな家』舞台挨拶も3日目。割引デーということもあってか、この3連休で最高の動員だったみたい。すでにリピーターだというおばちゃんもいらしてて驚いた。

・1/10(日)
先日取材していただいた『大きな家』澄川監督のインタビューが、朝日新聞に掲載された。監督舞台挨拶2日目もおかげさまで盛況・好評。親子連れやお孫さん連れでの来場もチラホラ見受けられるのが嬉しい。

夜、『行旅死亡人』の井土紀州監督、長宗我部陽子さん、吉岡文平プロデューサーが来館。上映後トークショー、遅い時間からのトークにもかかわらず熱心なお客さまが足を運んで下さり、質疑応答も長めにできてよかった。昔からのファンから最近よく来て下さる若いお客さままで、客層も思いのほか新鮮だったし。
日曜夜の横川は、営業しているお店が少なくて…駅前の居酒屋にて打ち上げ。でも、井土さんとの飲み会は、同世代的な安心感か、どうしても部活っぽい気分で楽しんでしまう。長宗我部陽子ファンとして、舞い上がる方向へ舵をきり過ぎて戻れなくなり、変に緊張してほぼ話し掛けられず…は痛恨だったけど、クリエイティブな意味で“女優”としての緊張感を保っておられる雰囲気がトーク中から美しく、でも打ち上げではフランクで心地よい方。贅沢だったなぁ。井土さんにはコメントを寄せていただいた10周年記念本も直接お渡しできたし、お会いするのは12年ぶり(?)だった吉岡さんともお話できたし、楽しかった。解散したのは4時頃?最後までおつきあい下さったゲストやお客さんに感謝。

・1/9(土)
『大きな家』初日。早朝にもかかわらず初回から来場下さるお客さまの様子に一安心。前作『タイマグラばあちゃん』の時ほど地元媒体への露出はなかったものの、今朝の中国新聞の記事を見て即駆け付けた…と声をかけてくださるお客様も多くいらして驚いた。『タイマグラばあちゃん』は封切以来、毎年なにかこじつけては上映してきたけど、あらためて如何に愛されている映画かを実感。2作品続けてご覧下さる方も、思ったより多かった。

・1/8(金)
翌日に初日を控える『大きな家〜タイマグラの森の子どもたち』『タイマグラばあちゃん』の澄川嘉彦監督が寄ってくれた。たまたま上関原発や鎌仲ひとみ監督や「No Nukes Relay」の話になったんだけど、岩手県のタイマグラ在住の澄川監督が、青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場の稼動に反対する会の代表をされてた際の興味深い話など色々と聞かせていただく。

・1/7(木)
『ライブテープ』の松江監督と前野さんは夜、車で大阪に移動ということで、日中は広島で自由行動にしたらしく、お昼前に劇場に顔を出して下さった。前野さんは二十歳の頃以来の原爆ドームへ。松江さんは安佐動物公園に行こうとしたものの折悪く休園日…で、映画を見に行かれました。
結局、夜、お二人は出立前に急遽、予定外の舞台挨拶をすることに…しかし、お客は男性が二人のみ。スマン。でも、なんか松江さんがとても光栄なコメントを発してくれて、個人的にはものすごくありがたい挨拶を頂戴した格好になりました。

ロビーで松江監督と話をしていて「この10年、映画は負け続けだった」みたいな話になり共感。実際、オイラも前に挙げた自分なりのゼロ年代ベストの最後を銀杏BOYZのDVDで締めたのは、無意識だったけどそれを象徴してるのかなと思うし、そもそもこの10年を“象徴する”映画を10本選ぶなら、むしろワーストが並んだ方がしっくり来るだろう。“次の10年を感じさせる”作品…その一本には当然『ライブテープ』が含まれている訳だけど、今年最初のゲストイベントがこの映画だった事、前野健太さんに出会わせてもらえた事、心情的にはある意味で狼煙のようなイベントになったなぁと思い、あらためて松江さんや直井さんに感謝。

・1/6(水)
『ライブテープ』イベント。まずは配給のSPOTTED PRODUCTIONS直井さんが到着、ついで松江哲明監督と前野健太さんも劇場入りされ、前野さんライブのリハ。あろう事かオレ、この日はPAさん頼んでおらず、自力でなんとかしようと考えていたのだけど、いいタイミングで清水興行のマスダくんが顔を出したので頼りまくり。
平日の夜のイベントという事で正直、どのくらいの人が来てくれるか不安だったけど、懸念していたよりは盛況。しかも、にかさんが来てくれて驚きつつ嬉しい…オレの案内メールじゃなくて、都市レコードさんが前野さんを薦めてくれたからだった、ってのは後で知ったけど(苦笑)。

トークショーは直井さん司会、松江さん、前野さん、でオイラも一応ご一緒させていただく。勝手ながら同時代的なシンパシーと次世代を感じさせる刺激を合わせ持っている注目の人たちと一緒に登壇できて嬉しい。
ライブテープ0106_1
休憩を挟んで前野健太ライブ。広島初ライブって光栄。映画とはまた違った熱を感じる事が出来て高揚。
ちょうどライブが始まった辺りで、長澤つぐみさんが到着。華やかな着物姿が眩しすぎてまいった。
ライブ終演に続いて、そのまま松江さんから長澤さんを呼び込んでもらい締めの舞台挨拶。しかし素敵なスピーチをしてくれた長澤さんをもうちょっとステージに引き止めたくて、松江さんとライブ撤収しようとしてた前野さんの3人にさらにトークを…投げっぱなしで申し訳なかったけど、男子2人のおたおたした感じとひたすら眩しい長澤さんの図を見ているだけで楽しかった。
ライブテープ0106_2

ライブテープ0106_3
上映後は舞台でのトークは無しで、松江さん前野さんとロビーで歓談とかサイン会とか。で、そのまま打ち上げ。楽しい。さらに残った人たちでラーメン喰って、解散。松江さんは飲み足りてなかったっぽいけど。


・1/5(火)
シャリバリ地下大学の行友ガクチョーが年始の挨拶に寄って下さり、ワインを貰った。
営業終わりで、ヲルガン座に。ポスターの張り替え。ビールおごってもらい、ユーチューブを見せてもらう。

・1/3(日)
最近、雑誌とか立ち読みしてたらゼロ年代ベスト…みたいな企画が多くて、でもゼロ年代というのがピンと来なかったんですが、横シネの10周年って、まさにその時期だったんだなぁ、と。じゃあ、世間的なニュアンスとはズレるかもしれないけど横シネの10年を振り返れば、オイラのゼロ年代ベストなんてすぐ選べそうだなぁと、映画本の上映作品リストをパラパラ見てピックアップしてみました。

A2(01)
ビジターQ(01)
ラッパー慕情(03)
日本の裸族(03)
ヴァイブレータ(03)
ユダ(04)
紀子の食卓(06)
片腕マシンガール(07)
国道20号線(07)
サッドヴァケイション(07)
僕たちは世界を変えることができない(08)

…自分なりに10年間を括弧でくくったラインナップを組むと、こんな感じかなぁ。なので、今年のベストに選んだ“次の10年を感じさせる”映画は入らなかった。

・1/2(土)
Twitterを始めてみました。
http://twitter.com/yokogawacinema
サイトの更新情報とか、上映作品やイベントのメディア露出のご案内とか、横シネ縁の方のニュースとか、イベントやサービスデーのアナウンスとか、そういう事を書くと便利かなぁ…と思ったのですが。本当はどう使うべきなのか…よく分かってないです。
場内では、ちょうど「天気予報」なう…とか、そんな感じ?

・1/1(金)
あけましておめでとうございます。
2009年元旦に撮影された傑作『ライブテープ』前野健太さんの、ロビーに漏れ聞こえる歌にひたりつつ…横川シネマは元旦から営業中です。

年の始めに、昨年の個人的な映画ベストを。
1)PASSION 2)私は猫ストーカー 3)USB 4)オカルト 5)母なる証明 6)THIS IS ENGLAND 7)雲の上 8)マキタスポーツの上京物語 9)ライブテープ 10)アイムボカン 完全版
…ヒドい自画自賛ですが(バカ)。「チェンジリング」「精神」「77BOADRUM」「そして、私たちは愛に帰る」「俺たちに明日はないッス」「黒猫〜劇シネ版」「グロテスク」「吸血少女対少女フランケン」「シャーリーの好色人生と転落人生」「犬と猫と人間と」「子供の情景」なども個人的に重要な作品でした…重ねて、ヒドいほぼ自画自賛ですが。「アイムボカン」初見は一昨年だし、試写しただけの「雲の上」は今年上映したい作品なんだけど、2009年に含める事がなんとなく個人的必然だったりします。
他の劇場さんに足運べてないなぁ、ホント。シーンに対して不真面目すぎるかなぁ。

ライブでとりわけ印象深かったのは、ばばじごはんでのニール・カサールさんと、横シネでの「マキタ学級とマーガレット・ズロースの愛人巡回ツアー」と、「Future Butterfly 2」ののっこん、かなぁ。
あと、二階堂和美さんが「堂脈」を始めた事と、「ヒロシマ平和映画祭2009」が提示した視点の秀逸さは、広島において画期的な特筆すべき出来事だったと思う。内容はもちろん、その可能性にシビれた。関れて嬉しかった。ヲルガン座やNo Nukes Relay周辺で知り合った人たちも含めて、既成の価値観との連携・消費しか能のない「広島」らしさ…に囚われない勝手な人たちが少なからずいる事に勇気づけられ、こういう人や動きと並走できるなら、もう少し横シネ続けたいかも…と一瞬、変な欲さえ覚えた。その分、横シネの現状もシビアに感じる所が増えたけど。良くも悪くもプレッシャーの強い年になりそうな気がする、2010年。

…という感じで、本年もよろしくお願いいたします。

あと、本日リリースのソウル・フラワー・ユニオンのニューマキシシングル「アクア・ヴィテ」も入荷いたしました。ジャケットは、あっこさんが撮った祝島の猫写真。
アクアヴィテ
【No Nukes Relay】のご縁もあって今回、横シネ特典としてライブ会場&通販限定特典だったカレンダーを付けていただきました。是非!